発泡スチロールを燃やしても発生するのは炭素ガスと水

室内空気改善断熱

サッシを交換した、雨仕舞(防水処理)を行って防水紙を張り直し、仕上げの為に胴縁を打ってサイディングを・・・何て言う事はなさらない様に・・・。

続きは、次回に・・・。

の続きですが、新たにサイディングを貼ってしまうのは勿体無い話です。

ここは、是非、付加断熱を行っていただきたい。

折角、外壁を剥がすのですからサッシ交換と合わせて行わない手は無いのだと思います。

サイディングを貼っても断熱性能上がりませんから・・・。

付加断熱として、プラスチック系断熱材を貼るのですが、厚みは、そうですね・・・50㎜・・・100㎜でもいい位です。

厚みは厚いほどいいですから・・・建築会社さんとよく相談されると良いかと。

防水紙にタイベックドレインラップを貼り、プラスチック系断熱材を貼るのですが。

プラスチック系断熱材には、ビーズ法ポリスチレンフォームと押出放ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、フェノールフォームがあります。

どれを使うかですが、ビーズ法ポリスチレンフォームが安価でいいと思います。分かりやすく言うと発泡スチロールです。

発泡スチロールは、もともと、断熱材として輸入されましたが商社が価格を高く設定してしまい売れずに、どうしたものかと考えた末、成形しやすい事から箱を作り、樹脂で固めて魚箱を作ったとか・・・海外では、発泡スチロール=断熱材と連想されますが、日本では、発泡スチロール=魚箱になってしまったとか・・・(;^ω^)。

発泡スチロールを断熱材として使うのは正しい使い方になります。

切れ目なく連続して貼る事が出来れば、断熱効果は良くなります。

多くの外張り断熱や付加断熱では、この切れ目なく連続したが出来ていないケースが見受けられます。勿体無い・・・。

魚箱は樹脂で固めているので燃えると樹脂が燃えて黒い煙と嫌な臭いがしますが、発泡スチロールの成分は、炭素と水素ですから、燃やしても発生するのは炭素ガスと水です。

発泡スチロールの保温性は言うまでもありませんから割愛しますが、非常に軽いものでもありますから建物に負担がかかりません。

サイディングは1枚数十キロもの重さがあります。重たいですよね、それが細い胴縁に打ち付けてあるだけですから・・・。

貼る際の注意点として、1つ付け加えると、軒天を剥がして、軒天の中もしっかり貼る様に・・・これやらないとやる意味が無くなります。

見積に軒天を剥がして復旧する項目が無い場合、やらないでしょうから、必ず、確認をしましょう。見積に記載がないだけでやるというなら、記録に残してもらう事を忘れずに行わないと、後々問題になる事があります。

仕上げについて、次回に・・・。

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