空気って 

室内空気改善断熱

高断熱化すると高気密になる。

断熱材は、連続して切れ目なく施工するのが基本なので、連続して切れ目なく施工すると隙間は少なくなって、必然的に気密が高くなる。

というのが良いと、個人的に思っています。

高気密・高断熱を謳っている建築は、気密重視で施工しているので、空間内が不快になることが考えられます。気密シートを使うので息苦しさと、スーパー過乾燥空間。「布団を敷いたままでも、いつもふっくら」とデメリットをメリットに変えようとするムリクリなコピーに多くの人が感心して・・・。

気密が高い方が、換気口率は良くなりますが、気密が高すぎるのもいかがなものなのでしょう。

C値の基準は2.0㎝²/㎡です。建物の大きさによって、実際の隙間の大きさは変わりますが、

100㎡(30坪位)のC値2は、はがき1枚と1/3枚だそうです。C値1は、2/3枚(はがきサイズ:100×148)

気密測定の方と話をしましたが、「1以下は住宅で必要ないのでは」とのことでした。

建築屋さんは、気密値が住宅の性のとばかりに、競って数値を出していたりします。いろいろ検索していたら0.15というとんでもない数字を出している建築屋さんもあるようです。

「凄いですね」「0.15ですよ」どんな空間になるのでしょう。興味深いですね。

C値は1あれば十分だと思います。それよりも、壁内気流が発生しない方がいいと思います。気密高くても、壁内で気流が発生しては、最終的に断熱性能が低下する要因になりかねないと。C値0.5で気流が発生している家見たことあります。これが無ければもっと断熱効率高いのにとおもうのですが。

数値を気にするよりも、断熱施工精度に注意をした方がいいのでは。

古い既存住宅は、新聞紙を広げたくらいの隙間があると言われています。(新聞紙見開きサイズ812㎜×545㎜)締め切った状態で、腰窓を全開にしているのと同じですから、光熱費は、どれ位掛るのかという感じです。室内空気も、外気の方がきれいなのかもしれません

お孫さんが遊びに来て、帰りたがるのは、家が原因なのかもしれません。

汚いから遊びに来ないことを気にして、建替えたり、リフォームしたりして、床合板、壁天井クロス張り内装で、暖房ガンガン焚いて、床に直接寝かすなんて可哀そうなことはしないで下さいね。揮発性化学物質濃度が一番濃いのが床です。重たいので足元に溜まってます。

新築中古関係なく、床に直接寝かせるのは良くありません。少しでも高い位置に寝かせてあげて下さいね。

揮発性化学物質は、温度が高くなると揮発しますから、暖房をする際は、換気必須です。冷たい風がはいるからといってスイッチ切っていけません。自然素材でも切らない方がいいですよ。

空気は、熱の影響を受けやすいので冷たい空気も、暖かい空気に触れると直ぐに暖かい空気に影響され暖かくなります。

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