熱は移動することで伝わります。

室内空気改善断熱

ユニットバスが寒いという話が聞かれます。

ユニットバスは、超密閉された高気密空間ですよね・・洗面室の、床下からの冷気によってユニットバス内が寒くなるのは、何でしょうね、言い方間違えると怒られそうで・・・。

ユニットバスの24換気をつけていれば、洗面室の空気を引っ張って排気している訳ですから、冷えてしまう様になるのは必然とも言えますが、暖房の熱が洗面室に届いていたら、話は少し変わってくるのだと。

暖房の熱が洗面室に届いていないとなれば、浴室(ユニットバス内)も寒くなってしまうのだと・・・。

問題は、洗面所の寒いので、その冷気が、ユニットバス内の24換気によってユニットバス内に冷たい空気が流れ込んでしまう・・・。

全室が同じ温度になるのは難しいですが、最近の住宅は、高気密高断熱住宅になっている訳ですから、暖房の熱を洗面室に届くように生活をすればいいだと・・・。

あっ24換気止めればとか考えない方がいいですよ。止めると余計に寒くなるかと・・・熱は移動することで伝わります。24換気を止めて引っ張る力が無くなると、空気が動かなくなりますから・・・ただ、高断熱住宅で、建物が完全に温まった状態いあれば、話は別です・・・そこまで、温める勇気があれば・・・簡単な事ですが、これが意外と難しかったりします。

ここで重要なのは、高気密高断熱住宅でも、断熱性能を発揮する施工が正しく行われている事。

切れ目なく連続した施工によって、隙間が少なくなって壁内で気流が発生しない事が大切になります。

そうすれば、洗面室に関わらず、隙間から床下の冷気が侵入してくることは少なくなりますから、侵入しても「秒」で室温の熱に影響を受けて温かい空気に変わりますから、冷気の影響を受けて温度が大きく下がる事はないと・・・。暖房器具がある部屋と比べて2、3℃程度の差にしかならないと・・・ユニットバス自体の保温性は高いですから、温めてあれば寒くなることは・・・。

ヒートショックのリスクが高まる10℃以上の温度差になることは無いのだと思います。

その為には、床下の断熱気流止め施工を行って、施工上の隙間を大きく減らすことが大切になります。

まだ、もう少し、寒い日が続くので施工されてもいいのかもしれません。

4月になっても微妙に寒い日があったりします。そんな時でも、床下の断熱気流止め施工をされておくと寒い思いをしなくて済むかと・・・。

ご自分でやるにしても、少し寒いくらいでやる方がやり易かったりします。最初は、寒いですが、施工しているうちに段々熱くなっていきますから・・・。

また、発泡ウレタンは、スプレーノズルタイプのものを使うようにしましょう。普通のノズルでは、棒状に充填する形になるので作業がし難くなると・・・スプレーノズルの場合、面で吹付けられるのでやりやすいと思います。

ただ、構造上の根太木巾隙間が大きい場合は、何かしらを詰めて、発泡ウレタンで覆う様に施工するといいと思います。また、根太間に施工されている断熱材は、垂れている部分を何かしらで固定して、同様に覆う様に全体的に発泡ウレタンで覆う様に施工するといいと。ただ、天井施工は出来ないとあります。その場合、根太と床下断熱材の隙間にノズルで充填して方法も考えないといけないかもしれません。メーカーさんが言われているので、施工の場合は、自己責任でお願いします(;^ω^)。

注意点として、通気パッキンを塞いでしまわない様に注意しましょう。養生をしておくと良いかもしれません。

発泡ウレタンスプレーの材料だけで約6万位で行けるのだと思います。その他、必要な養生などは、それ程、負担になることは無いかと思います。

下準備で1日、施工で2日、2週に分けて行うのは如何でしょうか。

土曜日に床下に入り現状確認、必要なものリスト作成、翌、日曜日にHSにて買い出し。発泡ウレタンスプレーは、ネットの方がいいかと・・・。翌週末2日間で施工という感じで如何でしょうか。

業者に依頼すると1日で終わる作業になりますが、予算は約4、5倍になるでしょうか・・・。

ユニットバス内が寒くなるのは暖房不足・・・床の断熱不要が大きな要因なので、床下の断熱を強化すると共に、切れ目なく連続した施工にする為に合わせて気流を止める気流止めをするべし・・・。(#^.^#)

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