夏の様な暑さが続いています。暑さにうんざりしている方も多くいらっしゃると・・・。
夏になったらどうなってしまうのかと、暑さに弱い自分にとっては考えるだけで憂鬱になります。
太陽光=輻射熱は、まだ弱いので建物自体が暑くなってもまだ耐えられる感じです。それでも、室温は28℃を超えている・・・暑い・・・。
放射冷却によって、建物の熱は奪われているから・・・と言われる方がいらっしゃいますが、あくまでも表面温度で表面温度が下がっても室内に放射される熱による暑さは厳しいですね。
太陽光=輻射熱を一番受ける屋根の断熱は、考えて行われることが望まれます。以前のような、天井面に断熱材を敷くだけでは断熱効果など望める訳もなく・・・流石にその様な施工は無くなっていると信じたい所です。
屋根の断熱は、2重がいいと思っています。
壁には、付加断熱を入れて施工している住宅がありますが、屋根に付加断熱を入れないのは不思議だと・・・壁に付加断熱をしなくてもいいのではとも・・・。
野地板に50㎜のプラスチック系断熱材を張って、小屋裏も室内と同じと考えて屋根面にグラスウール・セルロースファイバー・発泡ウレタンなどの断熱材を施工して断熱を2重に施工。思い切って天井を張らずに勾配天井にしてしまった方がいいのだと思います。
古い住宅は、屋根の断熱が、連続性が無く切れています。また、壁の断熱面が微妙に可笑しな形になっているので・・・ただただ、小屋裏の中があるくなってしまう。
夏の暑さ改善には、屋根の断熱が正しく行われている事が大切なのだと思いますが、施工がやり難い部分でもあります。細かいところまで配慮した施工が行われない事も・・・。
リフォームで改善する際は、発泡ウレタンが施工しやすいのだと思います。吹付けるガン先が施工面に近づければ吹付けられます。セルロースファイバーやグラスウールは、天井を剥がさないと正しく居れることが出来ずに熱欠損を作ってしまい、小屋裏結露の原因を作ってしまう事になるかもしれません。
小屋裏結露、発生すると雨漏れの様に落ちて来ます。
タイミング悪く、雨が降っていたりすると雨漏りと勘違いをしてしまう程です。
一度、雨漏れと思ってしまうと、何を言っても聞く耳をもって貰えなくなることがありますから注意が必要ですね。
屋根の断熱が悪いと小屋裏内の温度は50℃を超えてしまう事もあります。屋根面で断熱を正しく行い小屋裏内の暑い空気を放出出来れば、2階の部屋のエアコンの効きは格段に・・・加えて湿気を抑える事が出来れば・・・エアコン無くても扇風機で十分快適に過ごすことが出来るかと・・・(;^ω^)。
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