断熱性能が高いと言っても体感では無く数値による説明だけですから、実際に、その性能が見込めるかに関してはとても微妙なところがあると・・・。また、重要なのは断熱性能が経年による変化が無い事が大きなポイントとなると。
断熱性能が経年で変化する?と、思ってしまうとことですが・・・。
変化してしまう可能性が無い訳ではありません。正しく施工が行われていなければ、断熱性能の経年変化、劣化は起こってしまうと考えられなくもありません。
もしかすると、年々性能が下がってしまう事も考えられると・・・。
何度もお伝えしていますが「切れ目なく連続した施工」がされているかいないかにかかってくる。正しく施工が行われなければ切れ目があり連続していないので、切れ目部分が熱欠損となってしまう事で温度差が生じて温度差が生じる事で結露が発生して断熱素材によっては断熱性能を低下させてしまうと・・・。
グラスウールは水分含んでしまうので、フワフワだった断熱材は萎んで断熱性能の低下を招き結露によってカビの発生を促してしまう・・・。プラスチック系は、水分を含むことは無いと思いますが接着面が浮いているので、その隙間を伝って広い範囲に結露水を運んでしまう・・・。
どんな家でも、初めは良かったが年々暑くて寒い家になった気がするという話があります。その原因は、壁内で起こる壁内結露によるものと・・・。
壁内結露が起こる原因として壁内の気流があります。
気密が高いから気流は起きないと思う方もいらっしゃると思いますが、気密が高くても壁内で気流が起こっている事はあります。室内の空間の気密ですから・・・。
コンセントやスイッチプレートを外してみれば直ぐに分かります。壁内で空気の流れが起こっていると言う事は熱の移動が大きい事になるので壁内の温度は変わる・・・温度差が発生して結露が・・・。
新築だからと安心することなく壁内気流を確認して、原因を突き止めて対処すると長く快適な住まい心地を維持する事につながるのではと・・・。
仮に、気流が発生していても建築会社さんを責める様な事が無い様に・・・説明義務で、この位の性能だろうというものですから・・・悪くはないと・・・説明では、気流の有無は説明されないので・・・。
壁内の断熱施工の切れ目と連続性を直す事はできませんが、気流を止める事はできます。気流を止めて断熱性能をより高めてることで室内空気環境も改善されるかと・・・。
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