チョット確認したくて、色々検索をしていると。
「日本の家は腐り易い」と書かれていました。
ビックリです。
その後の、腐る原因が結露と言うのは同意するのですが・・・。
日本の家は腐り易いと書いてしまうのは、チョット・・・如何なものかと・・・その後の内容に関しては、良いと思うのですが、建築会社が、家が腐り易いというのを言うのは・・・ねぇ。
腐る家を造って来たのに、腐らない家造りをする家造りを知ると、過去の事はという感じの言葉に聞こえてしまいます。
言葉が過ぎますね。
すいません。
木が腐る・・・。
と、考える様になったのは、何時の事からでしょう。
それ程、昔の話ではありません。
日本で、木の家は腐るから良くないという事であれば、木で家を造ってきたのは、何故でしょうかね・・・。
また、皮肉を言ってしまいましたね。
少し、性格がよじれていますね。(;^ω^)・・・。
木が腐り易いのではなく、木が腐る様に造った。というのが正しいかと。
木が腐るというと、というよりも、木材を腐らせるという方が正しいのかもしれません。木材を腐らせる原因は、菌類、バクテリア、カビの類、軟腐朽菌類などこの世には、沢山存在しています。
その中でも一番の原因としては、菌類で、特に木材を腐らせる菌を腐朽菌と呼び、温度、湿度、酸素、養分が揃えば菌が繁殖します。
菌類は、空気中に浮遊しているものですから、条件が揃えば木材は腐るのは、仕方がありません。
条件が揃いにくい環境を作る事が、本来の住宅造りには必要だったことが、戦後の住宅不足を理由に、早く建築する事を選んだことで、木材(建物)にも住まう人にも良くない環境の住宅が作られる様になったと・・・。
結露による、建物への影響は、構造の腐食による強度低下、結露水のグラスウールに染み込むことによる断熱力低下、結露によるカビの発生から始まる空気汚染。
結露は、百害あって一利なし、結露が発生する原因、問題は、住宅の断熱性能。
断熱性能が低い事で起こる結露。
ここ数年、断熱性能が高い住宅造りが行われる様になりましたが、それ以前は、断熱を意識した住宅造りをしている建築会社は少なく・・・。
断熱は、断熱材が入っていれば良い・・・と考えて使われて来たので、当たり前の様に断熱性能が低い住宅が多く作られて・・・。
断熱材が使用されるようになったのは、1960年代になって・・・。
当時は、お金持ちしか入れない位のものだったとか・・・。
1980年に入って、旧省エネ基準が出来たことで、全ての住宅に断熱材を入れることになりました。
41年前ですから、それ以前の住宅に断熱材が入っていないという事ではありません。お間違いのない様にお願いします。(;^ω^)
この時、入れるだけで済ませてしまったのが残念ですね。
断熱材が、住宅性能を上げる為に勧めた断熱材使用、使う事が目的になって、正しい施工をすることを疎かにした・・・。
誰かに怒られそうですが・・・。
断熱性能が向上している要因は、正しい施工をしているから。
サッシの様に、アルミから樹脂に素材が変わる事で断熱性の高いサッシができる様になったと言う事は、納得する理由なのですが。
同じ断熱材を使って、断熱性能が良くなっていると言う事は、理由付けが難しく、誰も、正しい施工がされる様になったからとは、言えないので、何も言わずに、性能が良くなった事だけを・・・。
そうですよね。施工が悪かったとは言えませんよね・・・。
しかし、です。
決して建築会社や職人が悪かったとは言えません。
言われた通りに、使用したのですから・・・。
当時、正しく施工しなさいという指導は、無かったのかなぁ~。
どう、思われるでしょう・・・。
読んでいただきありがとうございました。
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