壁天井と大きな面積を占める部分を

気になった事

湿気と聞くと、あまりいい印象では無い感じがします。何ででしょうね。

湿気=じめじめ、じとじと、じっとりと言った・・まとわりつく感じがする擬音になっています(;^ω^)。

湿気と言うと梅雨から夏にかけての暑い季節に面倒がられる感じですが、寒く乾燥している冬場でも、湿気は結露を発生させる面倒臭いものになっています。

サッシが高性能化し始めたのは、たかだか10年位前からですから、本当に良くなったのは5年位前位になるでしょうか・・・。

多くの既存住宅が、性能が悪いアルミの単板ガラスサッシが多い事から結露に悩まされている人は多いですねェ・・・。

結露は温度差によって起こるもので、サッシは、熱を通し易い素材だったと言う事で、外気の冷たい熱の影響を受け、本体のアルミとガラスが冷やされ、その冷たくなったサッシに、湿気を含んだ空気が触れることで、空気が一気に冷やされ湿気を含んでいる事ができなくなったことによって結露となる・・・。

空気が乾燥していても、湿度が0になることはありません。

ほとんど雨が降らない砂漠でも20%程度の湿度になると言います。

室内の空気が乾燥していても、それなりに湿気がある状態になっているので結露は発生してしまう・・・。

乾燥した空気は、細菌やウイルスを浮遊させるだけでなく、口や鼻の粘膜が乾燥して浮遊している細菌やウイルスが身体に摂りこめれやすくなってしまう・・・。

それなりの湿度があると予防にもなると・・・。

最近の住宅は、室内の気密が高いので、換気効率が高い事によって、換気にって汚れた空気と共に湿気も排気できるようになっていますが、古い住宅は、換気効率が良くないので、部屋の隅や家具の裏等に空気がこもってしまう・・・また、断熱性能も低いのでそう言った部分で結露となってカビの発生原因になってしまう事も・・・。

住宅の気密化は、室内空気環境改善と合わせて、湿気を排気する効果があることが考えられ、湿気をコントロールできるとまで言いませんが、気密によって、効率的な空気の流れが起こる事で、空気が留まり難くなりますので、それによる結露の発生やカビの発生が軽減されると。

ただ、既存住宅は、高気密住宅の様に、気密性能を大きく上げるのは難しいと・・・気密シートを貼るためには、内部スケルトンにしないと難しいですから・・・。

サッシの性能を上げる事で気密は良くなると思いますが、構造上の気密は、流石に難しいのだと思います。

気流止めによって構造上の隙間が減る事で気密密閉性が向上され、なにより、断熱性能が上がるので違う意味で効果が高いと・・・。

あとは、サッシの性能アップによる向上・・・丸ごと交換やカバー工法は、戸袋やシャッターボックスの関係で難しかったりするので、対応しやすいのは、内窓になるのでしょうが、内窓にも取付段階での隙間が発生するところがあるので・・・。

既存の枠が歪んでいる事があるので、取付の際、パッキンを詰めてクリアランスを調整して・・・シーリングで納める様になるので、シールが剥がれてしまうと隙間が・・・。

ほんの少しの隙間ですが気密を考えると・・・処理が必要なのだと・・。

気密パッキンを入れればと簡単に思う所ですが、そんなに簡単なものでは無かったり・・・。

ここは、壁天井と大きな面積を占める部分を、調湿効果のある素材にしていただくのは如何でしょう(;^ω^)。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズ「シャイニング大地」は、優れた吸湿性と調湿機能を持つ「稚内産珪藻頁岩」を含む100%天然素材の塗り壁材になっています。

稚内珪藻頁岩の細孔は、一般の珪藻土が約90Åに対して、平均で38Åと小さく、1gあたりの比表面積は120~150㎡と広い。

水蒸気の毛細管凝縮に適した細孔直径があるとされている事から高い吸湿性と調湿性能が認められています。

また、「BANSEI」の効果が加わることで、部屋に居ながらその効果を吸収することが出来ます。

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