断熱性能改善は、一番の原因を取り除くこと

室内空気改善断熱

自宅の断熱対策動画はあるのですが、サッシの断熱シートや結露防止シール、内窓等々、多くの動画がありますが、残念ながら気流止めを行っている動画に巡り合っていません。

床下裏の断熱を行う動画はある様ですが、多くないのか・・・見たのは、スタイロを貼って断熱をするという方はいらっしゃったのですが、失敗談のような形でしたね。施工を行った後に話を聞いたらダメっだった的な感じですかね。事前に、相談していたら結果は違っていたのかと。やる前に、気流止めを調べられていたら、きっと、気流止めに挑戦していただけたのではと思うと残念です。

是非、また、床下に潜って作業を行う気力が戻ることがあれば・・・挑戦をしてもらいたいですね。

気流止め施工の作業は大変ですが、壁と床の隙間を無くしていく作業なので、それ程、難しい事は無く、床下の断熱を行うよりも簡単な作業だと思います。

色々行っている、表面的な断熱対策を行う前に、行うべき断熱性能を良くするDIY工事の優先順位、

第一位は「気流止め施工」

気流止めを行わないで、サッシ性能を上げても、付加断熱を掛けてもあまり効果が無いものと思いものになってしまいます。色々対策をする前に出来たたら、やっていただきたいですが、色々やって効果がでていないで困っている方は、あとからでも気流止めをやっていただく事で効果が出るのだと。

断熱を良くしたいと考えているが、断熱を入れ替えないとだめだと決めつけて考える方、諦めることはありません。自分でやってやれない事はありませんから・・・。

DIYでトライして、やっぱり、業者に頼んだとしてもマイナスになる事はありません。DIYで行った上から発泡ウレタン吹いてもらえばプラス効果になりますから。

多くの既存住宅が建築された当初は、断熱材が入っていれば、断熱している的な考え方で施工が行われていた。断熱材を必ず入れる様にとなったのは1980年になってからで、断熱性能を高くしようと動き出したのが2010年以降の話です。その間に作られた住宅は、例外はあると思いますが、断熱性能が低い住宅で、断熱が低くて当たり前、器具を使って冷暖房をするのが普通、断熱材が入っていれば大丈夫という考えで家は建築されてきました。

断熱改修を行おうとした時に、断熱材を付加する形の施工が多く行われてしまうのも仕方がありません。実際に施工した時は、これでよくなるという期待感から、良くなった気になっていて、効果があまり会わられていないのに、自己洗脳してしまい、2年位効果があると勘違いを・・・・。

既存住宅の断熱性能が低い原因が分かってしまえば、断熱改修は、それ程、難しいものではありません。

しかし、ここにも落とし穴があって。

住宅の断熱性能が悪い原因は、サッシ性能が悪いからでしたと、サッシメーカーが認めた上で、サッシ性能アップを推奨する内窓CMを2010年位に行いました(;^ω^)。

このCMを観て、窓の性能を上げると断熱性能、良くなるんだと・・・多くの方は思い、また、建築会社も内窓設置を促す広告をたくさん打って、そういう方を集めて・・・。結果、多くの方が、内窓の設置を行った事と思いますが、付加断熱を行うのと同じで、しばらくすると、考えていた程、効果が無かったことに気が付いて、がっかりされたのでは・・・。

断熱性能を上げるのに、サッシ性能が関係ない事はなく、断熱性能を高める為には、高い性能が必要になりますが・・・。

問題は、建物自体の断熱性能がサッシ性能を生かせない基本性のでしかない事が問題で、その改善を行わないまま、内窓の設置やサッシ交換、他の防寒対策を行っても、残念ながら期待する効果を得る事はありません。

国も、既存住宅の断熱性能が低い原因が分かっていて、施工の義務化は見送っているものの、推奨・・という言い方が良いか分かりませんが、気流止め施工を行うようにと言っています。やっているかいないかは建築会社の・・・ですから。

問題は、壁内で起こる空気の流れ、対流熱によって壁の中で起こる気流によって冷気が壁の中を流れて行く事が問題。

根太レス工法は、気流の問題になる施工上の隙間が出来ないのでいいと思いますが、暖房を使用している状態で、コンセントのプレートを外して(外さなくても分かる時もあります)空気の動きを感じる様なら、それは、気流が起こっている事になるので、「気流止め」を行う事を考えた方がいいと思います。

断熱性能が低い事は、ヒートショックのリスクを高めるだけでなく、風邪の予防、免疫力アップ、抗酸化作用、空気環境改善にもなります。

長くなったの続きは次回。

読んでいただきありがとうございました。

コメント