「香害」についての書籍が届きました。
ボリュームが少なかったので一気に読むことが出来ました。
柔軟剤に含まれる成分、その成分によってどんな影響があるか。
吸い込んでしまう事でどんな症状を引き起こす可能性があるのか。
自分が知っている建材から発生する揮発性の化学物質以外にも多くの化学物質が大気中に存在している事に驚きました。
それ以上に、柔軟剤を使用する事で、柔軟剤に含まれるマイクロカプセルの80%が下水に流れ、河川を汚染している・・・。
プラスチック製品による海洋汚染が問題となり、様々なプラスチック製品(レジ袋やストロー等)の使用が見直されました。
問題になっているプラスチックゴミは、紫外線や衝突などの影響によって、破砕され細分化されてマイクロサイズになった「二次マイクロプラスチック」と呼ばれるもので。
柔軟剤などから出るマイクロカプセルは、最初からマイクロサイズで製造されたものを「一次マイクロプラスチック」と呼ばれ、マイクロビーズ(プラスチック粒子)については、歯磨き粉などへの使用が規制されたが、香りや消臭成分が入っているマイクロカプセルは規制が出来ていないと言う事です。
目に見えるプラスチック製品による二次マイクロプラスチックを減らしても、目に見えない一次マイクロプラスチックが増えていては汚染を減らすことは出来ない。
マイクロカプセルは、プラスチックなのでウィルスが付着しやすく、空気中を漂うエアロゾルの中で3時間生きれるので、柔軟剤由来の微粒子からウィルスが吸い込まれる可能性もあるのではと書かれていました。
「シャイニング」シリーズで使われる珪藻頁岩は、ウィルス吸着に有効な17㎚の細孔が多く有るので、ウィルス吸着効果は高いのですがマイクロカプセルはどうなのか。
香り付き商品から検出された物質には、空気と触れることで「ホルムアルデヒド」に変化する危険があるものがあると言う事です。
「シャイニング」シリーズで使わる珪藻頁岩には、ホルムアルデヒドの分解効果があり「万生」には、化学臭を消す効果があるので「香害」に対しても、良い効果を発揮してくれるものと思います。
香り、匂いは、癒し効果があり、悪いイメージが無いものなので、体に不調が現れない限りは問題視されにくいものの様です。
「香害」によって苦しんでいる人が身近にいない事も、意識の低さにつながってしまうのだと思います。
「香害」も花粉症やシックハウス症候群等と同じように許容量の問題なのだと思います。
身体が耐えられる量には個人差があって、許容以上の量が体に入ってきてしまうと発症してしまう。
日々蓄積していくので、自分の許容量容器があふれ出し「香害」による健康被害の影響がいつ出てもおかしくないと・・・。
タイムリーな話ですが、YouTube「本要約チャンネルさん」が「毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる」内山葉子著を紹介していました。
内山葉子さんと言えば、以前にも紹介していた。
「お腹のカビが病気の原因だった」の著者ですね。Amazon電子書籍で読み放題0円(会員)と言う事でダウンロードしました。
読んでみたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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