スレート屋根は、塗装が劣化すると撥水しない状態になるので、雨が降ると水がしみ込んでしまう・・・表面は乾くが裏側に水分が残って乾かない状態が続いてしまうので、梅雨や雨の日が続いてしまうと状況的にはあまり良くないと言えます。
それでも、雨漏れしていないのは・・・防水紙が優れモノと言う事に加え勾配が付いているので水が流れて行くようになっているから・・・。
太陽光にさらされ、雨に打たれる屋根は、外壁以上に劣化が進みやすいと考えられます。瓦と違い色付けは焼き付けでは無いので、色あせというか塗膜の劣化は日々進んでいきます。10年もしないで雨水を含む状態に・・・そのまま放置し続ければ、カビやコケの温床になってしまう事は無くは無い話です。住宅街を見回してみると簡単に見つけられます。雨漏りしている訳では無し見た目だけですから気にしないのでしょう。
2004までのスレート材は、アスベストを含んでいる事があるので解体時には、別途料金がかかってしまう事があるので気を付けたいところです。また、劣化がひどいと・・・アスベストを撒き散らす可能性が「0」ではないのではと・・・もし、そんな事が分かった場合、どうなるのでしょう・・・原因の立証が出来たらその責任は・・・。
安いからとスレート屋根にスレートを張るというリフォームをされてしまうのではなく、ガルバリウム鋼板製の屋根材を上張りする事をお勧めしたいですね。
塗膜は劣化しますが、トタンと違って錆びないですからいいと思います。重さを気にすると軽いですし・・・。
もし、家を建てるのなら屋根はガルバを選んで遮熱シートは必須ですね。
外壁も2階はガルバを建て貼りにして、1階は、左官塗装材にしたいですね。1階もガルバを使ってもいいのですが・・・余談でした。
建築時のコストで考えるとスレート材が安いと説明が有るかもしれませんが、差額を出してもらって比較をした方がいいと思います。驚くほどの差は無かったと記憶していますが建築会社さんによっては差が大きい事もあったりします。
建築時は、建築費用の高い安いで判断してしまいがちですが、購入後に掛かるメンテナンス費用を含めて考えるといいのだと。
設備機器を見直すと十分に行けることも。
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