健康塗り壁材「シャイニング大地」の主成分である稚内産珪藻頁岩は1㎜サイズで配合されています。
その為、昨日の様に、薄塗りをすると頁岩がガリガリと引っかかり、ひっかき傷のような線が残ってしまいます。
DIYで施工する際、1発仕上げが難しい事もあるので、下擦りで1回、薄く材料を乗せて置くことで、仕上げがキレイに塗り上げられると聞いた事は無いでしょうか・・・。
1回目の下擦りは、塗った時に、1㎜の頁岩が、ジャリジャリと音がするくらいの感じがちょう1㎜厚になる感じです。
塗りはじめのスタートは、右から左、左から右とどちらからでもいいと思います。
塗り易い方でどうぞ。
下擦りを1面終えたら、スタート位置に戻り仕上げ塗りを行う。
仕上げ塗りは、コテを抑え過ぎて薄塗りになってしまうと「ジャリジャリ」音がしますが、感覚的には、「ジャリジャリ」音から「シャリシャリ」音に変わり、「サー―――」と滑らかに滑る感じの音になるとちょうどいい2~3㎜厚になる感じです。
この滑らかな鏝運びの感覚が分かると、1回塗りで仕上げられるようになるのだと思います。
何かで観たかは忘れてしまいましたが、塗りはじめ位置を左右どちらかではなく、壁の中心部あたりから塗り始めるのを観ました。
DIYを行う方で、知識も入れずに塗り始めると、パッと立った位置から塗り始めてしまう様ですね。
気持ちわかります。自分もやってしまいそうです。(;^ω^)
DIYですから、自由にやるのは良いのですが、仕上がりは悪くなってしまう気がします。
理由は、後程・・・できる時に・・・。
できれば、スタートは、壁の端からスタートされるといいのかと。
その際、上から塗るのがスタンダートな感じなのかと思います。職人によって違いが有るかもしれませんが・・・。
コテを左右に動かす動きの巾で、上から下に塗り、上に戻ってという感じです。
また、撹拌済みの、水と練ってある直ぐ塗れる材料は、温度によって固かったりするので、温度が低い時は、電気ヒーターなどで室温を温めて、温かい状態で施工されると良いのだと思います。
カチカチまではいきませんが、固く伸びが悪いと10㎡塗れる量が入っていたとしても1割減や2割減でしか塗れなくなってしまうと。
室温が10℃を下回る様なら、ヒーターを付けて塗る事をお勧めします。
空き家で塗る場合・・・。
また、開けて直ぐに塗れる材料でも、面倒かもしれませんが、練り戻し(撹拌し直し)をして使うことをお勧めします。
余りにも固い場合は、少量の水を加水してもいいと思います。
柄杓を濡らす程度の加水なら問題ないと思いますけど・・・(;^ω^)
施工要領で、加水NGとなっている場合は、頑張って加水しないでこね繰り返しましょう。
自然素材を施工する際は、壁4面をスタート位置からぐるりと一周して塗るのではなく、面を変えて塗って、対面対面で塗っていくのが正しい塗り方とされています。

- ①→ ② → ③ → ④ではなく、① → ③ → ② → ④と言う順番になります。
何故、入り済み(部屋の四隅)のクラックを防止する為に行うものです。
まあ、近づかないと分からないくらいのヘアクラックは必ず入ってしまうと考える位がいいのだと思います。
入り済みは仕方がないのかと・・・。
クラック補修すればいいだけですけどね・・・(;^ω^)。
DIYで施工しようと考えると、ついつい続けて塗ってしまいたくなりますよね。
対面対面でと面を変えることでクラック防止になるのなら、スタートを変えて塗っても同じでは・・。
右から塗り始めたとして、②・③・④面目は、左から塗ったら同じことのような気がします。(;^ω^)
健康塗り壁材「シャイニング」シリーズ「シャイニング大地」は、そんなことを気にしないで施工する事が可能になった素材でもあります。( *´艸`)
施工性を追求して改良を行った事で、面を変えずに塗り上げる事が可能になりました。
漆喰系の自然素材塗り壁は、仕上がった後に、コテで抑えると色ムラが発生してしまうので、面を変えて施工する事でクラックを防止する。
「シャイニング大地」は、加水して抑えても色ムラが出ないので問題がないんです。
慣れると、工期短縮につながるので建築会社にはうれしい素材になっていると・・。
DIYでは、特に利点が・・・
長くなったので、続きは次回にと言う事で
読んでいただきありがとうございました。
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