今日は、久しぶりに「シャイニング」シリーズ「シャイニング大地」と「シャイニング雅」のサンプル作成を行う事にしました。
200㎜角のシダベニヤ板を10枚用意、10㎜幅のマスキングテープで縁取りをしてベースの準備、はかりの上にスライダー付きフリーザーバックを乗せて材料を計量。
200gを量るが、はかりからフリーザーバックがはみ出た部分の材料が・・・計測より多いかもと思いつつ、水200㏄を投入して練るが・・・。
やはり、計測数より材料が多かったようで・・・水を足して練ること約10分。
練り置きの為しばらく放置。
稚内産珪藻頁岩が多孔質の為、水分は90~95%と多めの水を使います。
練り置きは、材料に水分をいきわたらせるために必要な作業になります。
施工要領では、30分くらい練り置きをするようになっています。
その間に、ラベルを作成。
ロゴ、商品名、定価、入数、施工面積等々。
文字の大きさを変えては並び替えを繰り返す。
一度、冷静になろうとラベルつくりを中断してサンプル作成に戻る。
フリーザーバックの角をハサミでカット。
材料を直接ベース板に絞り出しコテでしごく。
久しぶりでしたが、どうにか1枚形にしてたところで作戦変更。
一発で仕上げるのをやめて下擦りをする事に。
まず、1.0㎜の厚さで下擦りを行う。
珪藻頁岩の大きさが1㎜アンダーなのでコテで擦ってガリガリ音がする厚みが1.0㎜厚の目安となる。
9枚終わったところで、最初の1枚に戻り仕上げ塗り開始。
やはり、この方が塗り易い様です。
テクスチャーは、「ナチュラルストーン風」で塗ることに。
※職人の様に塗ることが出来ないので・・・風になってしまいます。
調湿効果がある稚内産珪藻頁岩を使用しているので、面が多くなるテクスチャーが良いと教えてもらったので凹凸が多く出る塗り方の「ナチュラルストーン風」を選びました。
コテで抑えて平らに施工するのが好まれるようですが、平らに近い仕上げをすると補修をする時に補修痕が残ってしまう事もあるので、なるべく荒く仕上げた方が、補修痕が分かり難くできると・・・。
9枚塗り終わり材料が微妙に残ったので200㎜×100㎜サイズの端材が有ったので3枚塗って「シャイニング大地」のサンプル作成は終了。
少し休憩とラベルつくりを行い。
同じて手順で、今度は「シャイニング雅」のサンプル作成。
「雅」は、「大地」とは違い、頁岩と焼成ホタテ貝、消石灰等が配合さていますので、漆喰調薄塗り仕上げ材になります。コテ仕上げだけでなく、ローラー仕上げ、吹付仕上げが可能です。
ローラーで施工ができる塗り壁材を作りたいと開発した商品です。
骨材がなく、なめらかなので平らに仕上げる事が出来れば、本漆喰の様な仕上がりにすることが可能です。
かなり大変な技術なので施工費が割り増しになると思います。
建築会社さんと要相談して下さい。
個人的な意見ですが、養生が大変ですが「吹付仕上」が良いと思います。
特に、賃貸住宅は、「雅」を吹付で施工すると良いのだと思います。
最初は、クロスをナチュラルバンブーシートに貼替る手間がありますが、その後は重ねていけるのでクロスより安くなるかも・・・
サンプル作りに戻ります。
「雅」骨材が無いので、コテ塗りではパターンが付き難いのですが、どうにか仕上げてみました。
あと、200㎜×100㎜材に平らに仕上げたものを2枚だけ・・・作りました。
思ったより時間が掛ってしまいました。
乾くのを待つだけです。
まだ、ペース板の在庫があるのですが、無くなったらサンプルサイズを変更しようと思います。その前に、サンプル帳が出来てくれると嬉しいのですが( ^ω^)・・・。
読んでいただきありがとうございました。
コメント