気流止めを行う事を忘れずに 

室内空気改善断熱

そうです。

昨日、言い忘れていました。

小屋裏の換気を行う場合、外周壁と仕切り壁の隙間を埋めるのを忘れてしまうと換気効率が悪くなるので注意しましょう。

ダクトで小屋裏の空気を引っ張る形をとっても、小屋裏空間のあちこちから空気が流れ込んだり、抜けたりしてしまっては、換気効率は下がり、ダクトの周辺の空気しか吸わないまずい状況になってしまいます。

換気扇で、効率的に空気を引っ張るには、隙間が少ない方がいいものです。

小屋裏の気流止めを行いましょう。

最近は、気密を高くして、機械で給気と排気を行う第一種換気を採用する会社も増えているようですが、一般的には、第三種換気で、自然給気の機械排気の形がまだまだ多いと思います。

入口(給気)と出口(換気扇)以外に給気するような穴や隙間が無ければ空気を巻き込み空気の流れが出て効率的に空気を吐き出します。

隙間が多いと余計な空気が流れ込んだり、空気が逃げてしまう事で空気の流れが悪くなり、換気(排気)される空気は少なくなる。

図にするとこんな感じになるでしょうか。

気密が取れている住宅は、Aの様に、給気口と排気(換気)のみの場合は、換気扇で効果的に空気を引っ張ることができます。

Bの様に隙間が多いと換気扇から排気される空気量は少なく、Aの様に効果的に空気を排気する事はできない状態いなってしまいます。

全く隙間が無いというのは難しい話ですが、最近の住宅は高気密を売りに凄い数値を出している住宅もあります。

国の基準だとC値は2.0となっていますが、0.5以下とか0.15とかおかしな数字を出した建築会社さんもあるとか・・・。凄い。

気密値に一喜一憂する事はないと思います。

気密シートを気密テープで貼って数値を出していますから、テープの粘着力が無くなると隙間ができてしまいます。

だからと言って、隙間だらけになって換気効率が著しく減る事は無いと思います。

測定値で1.0以下を出していれば・・・。

数値を測る時は、給気口やサッシに目張りして測るので・・・測定結果より少し多くなますしね。

断熱施工の基本、隙間なく連続して断熱材を施工する事で、高断熱で気密も高くなりプラス気密施工を行う事で高気密化する事で、高断熱高気密になるのが望ましいと。

気密化されて換気効率が良くなったとしても、室内の空気環境は少し良くなるのですが、原因になる物質を減らす事を考えないといけません。

しかし、物質の中には減らせないものもあります。

その為、空気の質を変えるプラスアルファが必要になると考えられ始めています。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズは、自然素材で室内空気のマイナスを減らしプラスに変える為の1つ。

ちょっと先行く素材です。

是非、ご検討ください。

読んでいただきありがとうございました。

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