断熱不良は、室内環境を 

室内空気改善断熱

空気って、断熱材だって知っていますか。

「空気が断熱材?」という感じると思います。

断熱材のグラスウールは、ガラスです。ガラスは熱を通しやすい物ですが、断熱材として使われています。ガラスを繊維状にして、空気を含むことで断熱材として熱を断つものになっています。空気を含んでいることが断熱効果を持たせるわけです。

最近の、ユニットバスの床も空気層を作ることで「冷たくない」床にしています。

ペアガラスも、ガラスとガラスの間に空気を密閉することで熱の影響を受けない様にしています。無垢の床材が、暖かいのも木にある道管内に空気が含まれるから暖かい。

空気が断熱材として有効になる条件が1つ「動かない」です。

室内を温めた状態で、換気扇の給気口から冷たい空気が入ってきても、数秒で室内の空気温と同じになります。熱の影響を受けやすいからです。

断熱性能が高い住宅であれば、室温20度で、就寝前に暖房を消して、翌朝の室温は悪くて15℃位でよければ18℃を保つことが出来ます。

壁内気流が発生している。1階床に断熱が無い等、断熱性能が低い住宅は、ほぼ外気になってしまいます。

壁内気流を発生させない(動かない)と、外気と同じ温度になってしまう事はなく、悪くても10℃を切ることはなくなると。

室内の空気は、動かして熱を伝え、壁の中の空気は動かさずに断熱にする構造が望ましい。壁内気流の有無は、コンセントやスイッチプレートを外せばわかります。冷風が入ってくる様なら室内気流ありです。如何でしょう。

断熱材は、多く空気を含むことが出来ると効果を発揮します。含んでいる空気が動かないことが条件になります。

空気が動いてしまうと断熱性能は下がってしまいます。切れ目なく連続して施工されていても、根太木や垂木がやせて断熱材との間に隙間ができると連続性がなくなり、断熱材の周りに空気の流れが出来て断熱しなくなります。プラスチック系断熱材を使う場合ははめ込むだけだと、翌年から断熱効果徐々に低下して、断熱材が落ちてしまう部分は、断熱性能が0状態になる部分が出てしまいます

YouTub見てると断熱施工が悪いまま投稿されてしまっている動画があります。先日、見た俳優さんのガレージ改修の断熱施工も昔の施工でした。断熱材を打ち付ける場所間違えています。ガレージなので良いのかもしれませんが、入っているだけで、今は良いかもしれませんが、年々何もしていない状況に戻ってしまう。また、カビが生えて・・・。

勿体ない。

正しい断熱施工、断熱性性能は、室内環境に大きく影響してきます。

良い内装材を使っても、建物構造が悪いと普通のものでは、マイナスをプラスに変える程度でプラマイゼロ。断熱性能が低い住宅は、性能の良い内装材を使う事でやっとプラスに。

「シャイニング」シリーズを選んでいただけると嬉しいです。(*^^*)

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