住宅設備機器のグレードは物件の価値とは関係が

気になった事

住宅設備を選びにメーカーショールームでの打ち合わ。

週末は何時も賑わっていたものですが、コロナの影響で予約制になりコロナも落ち着いてきた中、このゴールデンウィークはどうだったのでしょう。

住宅選びで分かりやすいものと言うと設備機器、ユニットバス・システムキッチン・洗面台・便器・給湯器等です。

建売住宅は、設備機器で差別化をはかろうと・・・。

見栄えのする少しグレードが高い設備機器を設定して・・・設備機器でも太陽光付きとかエコキュートがと分かりやすいですからね・・・。

設備機器はあくまでも消耗品ですから将来的に交換する可能性がある事を考えるとリーズナブルなもので十分かと・・・その分、販売価格を少しでも下げて貰えると・・・。

設備機器は、グレードによって仕入れ価格が違います。1つグレードが上がると10P違ったりしますから定価が変わらなくても差額は大きくなります。

例えは、システムキッチンの場合、本体の材質は基本同じものが、使われており扉面材などが違うくらいです・・・オプションで選べるものの違いますね・・・。

グレードが違っても、定価では同じ位の価格で差がないのですが、実際の仕入れ価格が違うので大きな差となってしまう・・・。

ショールームのスタッフさんは、打ち合わせ企業への卸価格を把握していなかったりしますから定価で判断して提案をしてしまう事があります。

要注意事項ですね。

販売価格が同じで、グレードが高い設備機器を使っているという事は、それ以外の何かを調整して価格を抑えていると考えられます。

設備が良さそう・・・で、家を選ぶ事は無いのですが建売住宅になると、比較できる部分がないので・・・。

注文建築の場合、逆にリーズナブルな設備品を標準仕様品として設定している事が多いと思います。

自然素材を使う為や断熱に費用を掛けたい等、拘りの部分に費用を掛けるために、設備品は出来るだけリーズナブルに・・・。

でも、ショールームで良い商品を見てしまうと・・・お伝えした通り、グレードが上がると仕入れ価格が変わります。定価で数万円しか変わらなくても、キッチンもユニットバスも洗面台も便器も・・・と変更してしまうと数十万円の差になってしまう・・・。

どんな家に住みたいかを考え、そこに費用を掛けるには、住宅設備機器のグレードは高くならない様にブレーキを掛けられる様にしたいですね。

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