興味深い本を発見。「薬に殺される日本人」著内海聡 YouTubeで紹介動画を見つけタイトルのインパクトに惹かれました。
書店を回るも見つからず、Amazonの電子書籍で購入することにしました。昨年2020年8月に出ていたようです。
基本的に、病院に行くのが嫌いで、病気は寝て直すタイプの人間なので、行くとしたら歯医者くらいです。ただ、寝て直すといっても薬を全く飲まないわけでは無く、市販薬を飲んで寝る。飲んで寝ていれば治るという思い込みで。本を読んで飲む必要が無い事が分かったので、風邪、インフルエンザになったら寝てればいいかと。
本の冒頭に、こんな事が書かれていました。
薬や医学界では嘘が多すぎる、そして、薬や医学界のウソを理解するためには、業界の構図を理解する必要がある。そして、薬とは、薬のリスクとは一体何か。なぜリスクがある薬が売られているのか。なぜ効くという話になるのか。なぜ薬が効くなら人は病院に通い続けるのか。なぜ医療費が上がり続けるのか。なぜ製薬会社は金持ちなのか。なぜ市民たちはこれほどに薬を欲しがるのか。
途中には、金儲けすることが最優先で、人々の命や健康などどうでもいいの・・・と。凄く切り込んだ言い方です。
考えると、同じようなことが建築建設業界でもある様に思えます。シックハウス症候群や化学物質過敏症、説明義務、耐震等級とか。いろいろ、腑に落ちない事があります。
冒頭文章の薬、医学界、製薬会社を、住宅、建築業界、ハウスメーカー等に変えても意味が通じる文章があります。
笑えます。
漫画なので読み易いのが良かった。読んでみてはいかがでしょう。
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