自然素材は、室内の空気汚染を抑える上で利用するのは正しい選択なのだと思いますが、採用していない建築会社も多くあります。
多くの建築会社が、自然素材の採用を見送っているは、新建材の住宅でも十分と考えている方々が多く居るだと思います。
良いのは分かるが・・・という部分「○○だから」・・・。
身体にいいのは分かるけど・・・
デザイン性を重視すると自然素材が合わないとか。
コスト面でも新建材は安価で、施工が早くできる事から人工コストも少なく済むとか。
等々
そもそも、自然素材が使われる様になったのは、1990年代後半になって増えた新建材から揮発される化学物質による健康被害が増えたことが一番の要因だったと思います。
2000年になってからTVの番組で多く取り上げられブームの様に広がったと。
化学物質による健康被害は、1970年代にアメリカ・デンマークで始まり、1980年代に増えて問題になって広まったと言う事です。
日本では、バブル期の不動産価格が上昇、家を買えば儲かると住宅需要が高まり、造れば売れる状況に、早く造って、早く売る。
その為に、接着性を上げた接着剤で合板フロアーを作り、早く乾く糊でクロスを貼って、次から次へと住宅を建築販売・・・。、
この時、住宅を造るのに使われた建材に使われる接着剤には、身体に良くない成分か良く分からに化学物質が多く使われていた事から、身体の抵抗力が低い人が体調不良を訴える人が増えて、その原因が住宅に使われる建材から揮発される化学物質によることが分かり、化学物質を含まない自然素材を使う傾向が高まり増えていったと。
自然素材が増えると新建材の販売が下がる・・・。
このままではいけないと、建材メーカーが慌ててF☆☆☆☆を作り対応。
2003年7月にシックハウス対策の法令が施行。
F☆☆☆☆を使えば、安心・安全と国が認めた材料として使用され続けています。
その後、シックハウスについて、数年に1度あるかないか位で、取り上げられる位になり・・・。
今は、住宅を建築するという段階でしか、シックハウスとか化学物質過敏症と言う言葉を聞く事は、無くなっているような気がします。
しかし、F☆☆☆☆建材が出来て、シックハウス対策法が施行されて以降も、シックハウスと思われる症状に悩む人減ったと言う話は聞こえてきません・・・。
また、自然素材を使った住宅は増えていますが、増えた分、シックハウスと思われる体調不良を訴える方が減ってもいいと思いますが、不思議な事に減っている事は無い様で・・・。
自然素材の住宅も様々で、床だけ自然素材の無垢床を使用しても、床と天井だけに自然素材を使っても、リビングの壁だけを塗り壁にしても、床・壁・天井の全てを自然素材にしている住宅同様に自然素材住宅として販売されているのは、少し・・・大分・・違和感が・・・・(;^ω^)。
自然素材が使われ始めた頃と、現在とでは、自然素材を使うメリットが薄れ始めているような気がします。
皆、漆喰で、調湿とか、ウィルス対策になるとか・・・
何を使っても同じと考えられても仕方がない状態。
日本で、漆喰は消石灰とスサ、糊をませたものを言います。
現状、消石灰を使っていても、石灰石を使っていても漆喰と言って販売されています。
漆喰とは言っていませんね。
漆喰調、漆喰系、漆喰風等と呼んでいます。
消石灰を使っているのならまだしも、石灰石を使ってとなると、それは漆喰では無くセメント壁になると・・・。
どの材料も、特徴も無い状態である意味飽和している。
私共の、先代代表は、自然素材が使われ始めた2000年代初めの事から、飽和するであろうことを考え、何か、プラスαの効果を添加することを日々考え、出会ったの原料が「BANSEI(万生)」でした。
植物由来の抽出液「BANSEI(万生)」は液体である事から、当時の塗り壁材への添加配合が出来ず試行錯誤を繰り返し、溶液をパウダー化することに成功し、健康塗り壁材「シャイニング」シリーズが誕生しました。
施工の段階で、材料撹拌時に加えることで、何かしらの作用を添加させるものはありますが。
配合済み材料で尚且つ、身体に対する影響を可視化できる塗り壁材は、「シャイニング」シリーズだけ。
ORP測定による酸化還元測定検証によって、還元作用が数値で確認することが出来ます。
Shining World Series について詳しくはこちらをご覧ください。
読んでいただきありがとうございました。
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