地中の微生物を活性化させる力がある

シャイニングシリーズ

自然素材でよく使われる漆喰調塗り壁材は消石灰を使っています。

繰り返し言っているので聞き飽きた感がありますね。

消石灰は、石灰石からつくられ石灰石は、石灰から造られます・・・。

漆喰調壁は、消石灰は二酸化炭素を吸収することで石灰石に変わります。

消石灰は年々固くなり石灰石に戻っていきます。

100年後には、石に戻るという方もいらっしゃいます・・・。

しかし、本物の漆喰で厚く塗られている場合なのだと思いますが、2㎜、3㎜の塗り厚で塗っているので、100年も掛からずに石に戻る・・・と・・・透湿もしなく・・・透湿しない=吸湿しない・・・。

表面の固化性が高いのは石に戻るからと言ってもいいのかもしれません。

消石灰は、強アルカリなので木部に付着するとアルカリヤケや変色を起こしてしまいます。

施工の際は、床に養生をしますので材料が付く心配は基本的に無いのですが、何故か養生が無い部分に落ちてヤケや変色を起こしている事が・・・。不思議です・・・。

ヤケや変色は、簡単に取る事は出来ないのが難点ですね。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズ「シャイニング大地」は、固化の為に粘土を使用しているので、ヤケや変色を起こすことがありません。

粘土を使用しているからと言って、表面固化が低い訳ではありません。

良質のバージンパルプを使用する事で、固化性は消石灰を使用している漆喰や石灰石を使用したセメント壁にも引けは取りません。

その固さは、尖ったもので引っ掻いても簡単に傷を付ける事が出来ないくらいです。

固さを確認するために、サンプルに傷をつけるのは大変でした。

折角、傷をつけたので補修性を試す事にしました。

試す際に、気が付いた注意点が1つ・・・。

それは、材料が痩せると言う事です。

今頃という感じがありますが・・・(;^ω^)

傷に、材料を付けても、材料が痩せて凹んで仕上がってしまいます。

材料を多く盛っても、凹んでいるので材料が痩せて傷がうっすらと分かるようになります。

対応としては、2回に分けて補修をすると言う事です。

傷の上に材料を、乗せ傷を埋めて、今度は、材料を傷だけでなく傷の周り全体に材料を塗って傷を隠すように補修すれば完了です。

2度、傷を埋めて乾くのを待つので、少し時間が掛ってしまいますが、傷が完全に消えるので、面倒ですが2回で仕上げる方がいいでしょう。

漆喰調壁は、塗継ぎの様に材料を乗せると色ムラが発生しやすいものになっていますので、1回ならどうにかなったとしても2回も乗せるのはリスクが高くなるので注意が必要になります。

流石に、2回も材料を乗せるのはリスクが大きいと思います。

「シャイニング大地」に使用される天然糊は、水持ちを良くすることが出来ることから、塗継ぎをすることによる色ムラが起こりません。

水持ちがいいのは、練り置きが出来るという利点があります。

残った材料を翌日使う事ができるという。

普通は、材料を残してしまうと固化してしまうので捨てるしかありません。

残材として・・。

「シャイニング大地」は、固化材に粘土を使用している事と、植物由来の抽出液の「BANSEI(万生)」が配合されているので、残材として処分しなくても、敷地内に廃棄することで廃棄した場所は土壌改良剤となります。

元々、植物由来の抽出液の特性に、地中の微生物を活性化させる力がある為、栄養価の高い廃棄物になっているので、その場所に作物を植えた場所にも、作物にとっても「住みやすい土」になります。

残材以外にも、洗い水も同様です。

敷地内に撒く事によって土壌改良液となり敷地内の植物に関わらず微生物などにも住みやすい土壌となります。

健康塗り壁材「シャイニング大地」は、住む人を健康にする空気環境を作るだけでなく、残材を出さす土壌改良もできる環境配慮型の塗り壁材です。

読んでいただきありがとうございました。

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