3月初めに、「99.9％除菌」とラベル等で宣伝して景品表示違反（優良誤認）として、3社に再発防止を命じたというニュースがありました。
99.9％除菌したら無菌と言う事です。室内が無菌になっていい環境だと思わないと思うのですが。不安は判断を鈍らせるのでしょうか。売れていたかが気になりますが、売れていたから注意されたのでしょうね。
先週も、消費者庁が景品表示違反で措置命令を亜塩素酸のスプレー商品販売会社2社に出したと。「コロナウィルス対策に！」「浮遊菌をカット！！」とネットに掲載していたという事で、消費者庁が調査して、亜塩素酸は含まれているとみられたものの、空間除菌による新型コロナウィルスへの効果を裏付ける合理的根拠はなかったと。
消費者庁は、空間のウィルス対策としては、定期的な換気などを行うように呼び掛けたそうです。
これを聞いて、表示を変えた商品があるのではないでしょうか。
大手メーカーで、〇ア〇―ノという、空間除菌脱臭機を販売しています。空気中の浮遊する均を吸引して、生成する「次亜塩素酸水溶液」で抑制して、気体状の次亜塩素酸を空気中に放出・・・付着した菌を除菌するというもの。人体にも付着するんですよね。人が居る時は使用しないでとは書かれていません。あっ有人空間って書いてありました。
放出される次亜塩素酸は0.1ppmで本体内の溶液は10ppm。「空気中の塩素ガスの環境基準（0.5ppm）より低い濃度で、有人空間での使用に配慮した濃度です」
（※基準値以下とかあまり信用できないですね。F☆☆☆☆みたいな感じがして）
次亜塩素酸水は、酸化作用があるので、細菌やウィルスを破壊して無毒化する効果があって、新型コロナウィルスに対する有効性も認められていて、厚労省も消毒・除菌に有用であるとの見解を示しています。
全ての細菌やウィルスを破壊して無毒化するという事は、空気中の常在菌も、体に付着すれば、皮膚常在菌も破壊して無毒化するという事です。これは、いいことなのでしょうか。
酸化作用があるので空気は酸化します。酸化した空気を吸うと体は酸化してしまいます。
酸化した空気空間に居ることが健康にいいとは思えないのですが。
免疫力低下によって、体はどんどん弱って病弱になると思ってしまいます。
感染したら大変です。
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