リフォーム・リノベの方法によって 

室内空気環境改善

室内空気環境改善ステップ

ステップ2 換気改善

基本性能が上がって、開口部分の改修が終わったら。

次は勿論、換気改善。

24換気が付き始めて、あと数年で20年が経過します。

築20年も経っていれば、色々と考える時期でもあるので、丁度いいタイミングの方もいらっしゃるかもしれませんね。

キッチン、ユニットバスの交換を考えている様なら、換気扇は24換気対応を普通に選んでください。

気流止めによって構造上の隙間を少なくして、開口部の改修によって、サッシの気密性が高くなっても、既存の住宅のような気密値には、残念ながら、遠く及ばない・・・。

しかし、だからと言って換気を疎かにするわけにはいきませんから、換気扇は、24換気対応のものを選びましょう。

24換気対応住宅ではない場合、給気口が無い家は、給気口を開けてもらいましょう。

出来れば、ダクトレスの熱交換換気の導入を検討されると個人的には良いと思います。

例え配線が露出になっても。

以前、話した通り、3種換気で十分と言う考えに変わりはありませんが、新築で、基本性能も、開口も高性能は状態で建築をするなら3種換気で良いと思います。

ただ、大掛かりなリノベーションを行う場合は、どこまで手を付けるかによって相談する形でいいのだと思います。既存の住宅をリフォームするとなった場合、プラスアルファの対策として必要になると。

「あっ」開口の部分で言い忘れていましたが、玄関ドアは、確実にカバー工法で断熱ドアに変更してください。

ドアをたたくと、カンカンアルミ音が響くような、スカスカのドアでは、大きな熱欠損となってしまいます。

玄関は、カバー工法によって、断熱ドアを付けても残念ながら、冬場は、温度が低くなりがちな場所です。

玄関ドアのカバー工法、それ程、高くないと思いますが、玄関ドアを変えないようなら、玄関スペースは寒い場所と諦め、玄関室を設けてしまうのも1つの方法です。玄関室を設けるというのは、扉で仕切ってしまうと言う事です。それか、外部スペースに余裕があったら、風除室の設置も考えると良いと思います。

開口をやって、玄関ドアは何もしないと言うのは無いと思いますが、念のために・・・。

換気については、既存状況に応じて考えるのがいいと思います。

立地や周辺環境も重要です。

自然換気が可能で、空気の流れが確保できればの話ですが・・・。

読んでいただきありがとうございました。

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