梅雨らしい天気と言っても曇りです。
湿度は40%代中盤位でしょうか。
室温も25℃位と過ごし易い温湿度となっています。
梅雨のジメジメ感をまだ感じていません。
湿度が10%上がると体感では1℃高く感じるとのことです。
たかが1℃、されど1℃です。
数字ではなく体感なので、室温よりも湿度が重要になります。
夏の湿度は、何もしないと80%を超えてしまう事は普通にあります。
日中は良いとして、夜にエアコンを点けないと室温はかなり高くなります。
これは、以前にも話しましたが建物が熱を持ち、その熱が室内に放射されるからです。
湿度が80%にでもなれば、その暑さは考えただけで疲れてしまいそうです。
エアコンに除湿機能(ドライ)があれば除湿(ドライ)運転が良いと思いますが、エアコンの機能によっては、温度を下げつつ湿度を下げるものと、湿度のみを下げるタイプに分かれる様です。
ご確認ください。
昨年、湿度には気を付けてエアコン除湿運転していても、室温28℃設定で70%を超える湿度の日があり、ジメジメが凄くどうにもならず寝つきが悪い日がありました。
こうなると、賃貸であっても壁塗りたくなります。
効果がある事を知っているので施工を考えますが、効果を知らないと検討は難しいのでしょうか。
多くの材料が有るので困ります。
気を付ける事として1つ挙げると吸湿効果でしょうか。
吸湿効果を謳う塗り壁材は多く、吸湿効果が高い事を強調する商品があります。
湿気を減らすことを考えると、吸湿効果は高い方がいいと思いがちですが。
色々考えると吸湿が強すぎても良くない事が起こる可能性があります。
珪藻土は、調湿性があるので、湿度が高いと吸着して、湿度が低いと放出するのですが、中には、より吸湿性を高める為に吸湿剤を入れてしまう材料もあります。
過剰な吸湿は下地の石膏ボードにも水分が回って、石膏を柔らかくして、カビの発生の原因ともなります。石灰が使われている材料だとアルカリ性なので表面にカビが出ることはありませんが、湿気が多い場所で、過剰に湿気を含んでしまった場合に、いくらアルカリ性だからと言って表面にカビが出ないとは言い切れません。
洗面所は、浴室からの湿気もあるのでより多くの湿気がある状況になります。
洗濯機の裏とか、過剰な湿気がまわり・・・。
何事もバランスが大切なので過剰な吸湿は選ぶポイントにはなり難いと。
湿度をコントロールしようとすると吸湿できる分、放湿もできることが必要だと。
自然素材だから大丈夫ではなく、扇風機やサーキュレーターを使って含んでいる湿気を強制放出させて換気で逃がすしコントロールする事も大切です。
自然素材にしたから大丈夫と何もしないのはNGです。
空気だまりができる空間は湿気も多くなってしまう事が、間取りと風向きを考え空気循環ができると空気環境も含めて良いと。
塗り壁材も飽和してしまう可能性が無いわけではありません。
読んでいただきありがとうございました。
コメント