賃貸物件でも模様替えが出来る部屋が増えているようです。
私も以前、壁に自然素材を施工したことがあります。契約の段階で塗っていいかの確認を取り施工しています。話をした時、「基本的にダメですが、現状復旧をしてもらえれば問題ない」と独り言のように言ってもらいました。( ´艸`)
退去時にクロスに張り替えれるつもりでもいたので、入居して1週間ほどかけて施工しました。約7年後に退去することとなりますが、仕事柄クロス屋をしているので自分でとも思いましたが、クロスの柄合わせとか面倒なことがあるので貸主にお願いすることにしました。まあ、敷金範囲で対応できると分かっていたことも理由の1つですが、敷金以上に請求されたらと少し不安もありました。
退去連絡の際、入居時に壁を塗ったことを伝えると、「6年以上たっているので張替え費用は掛からない」との事でした。6年で張替えをする決まりがあるらしく、費用はいらないとの事でした。「ラッキー」と思いましたが・・・。やはり敷金は返したくないのか、剥がしとクリーニング費が掛かるとかで、敷金が返ってくることはありませんでした。敷金は帰ってきませんでしたが、敷金以上に復旧費が掛からなかったので、「まぁまぁ~」いいかと。
自然素材の住宅に長く携わっていたので知らなかったのですが、最近は、クロスの上から貼れる壁紙とか、釘がいらない床材とか、DIY用の内装材が多くある様で、賃貸物件でも自分好みに変えられていいのかもしれません。ちなみに、自然素材塗り壁ももちろん室巣の上に施工が可能です。自然素材ではない物も多いので気を付けましょう。クロスを貼った方がまだいいものも多くあります。
海外の様に、賃貸でも自由にDIY出来る様にした方がと思いますが、日本では難しいのかもしれません。
DIYが出来る以前に、日本の賃貸物件の粗悪さは、どうにかならないものでしょうか。古い賃貸物件は特に、大手量産メーカーのプレハブ賃貸は、夏は外気より暑く、冬は外気と同じ寒さ。それでも、そこそこの賃料を取ります。壁床天井は薄く、音の筒抜け感が半端ではありません。(余談ですが、実家も大手量産メーカーで建築したプレハブ住宅で酷かった・・・。母親がヒートショックで倒れたことをきっかけに建替えました。)
海外の賃貸と、日本の賃貸の大きな違いは、建物の基本性能(断熱性能)の違いが大きい。国によっては、室温が規定以下になると指導が入り、改善されないと解体命令が出されるとか。日本は、どんなに粗悪でも何も言われることはありません。立地が良ければ、どんな物件でも高い賃料が取れます。賃料の基準も、立地が良ければ建物粗悪でも高く貸すとか不思議です。土地に住むのではなく、建物に住むわけですから、最低限(命の危険が無い)の性能性が確保されてしかるべきでは。
近年、リノベーション賃貸物件が増えていますが、間取りを変更して、シャレオツな感じにしているようですが、サッシを見たらアルミの単板ガラスのままとか見かけます。暑くて寒いのでしょうね。リノベーションですから、新たな付加価値が付かないとリノベーションでは無く、ただのリフォーム物件では。
昨日の話になりが、「○○〇」ができればそれでいいのでしょう。
中古の賃貸物件お持ちで、リノベーションをご検討の方がいらっしゃったら、新たな付加価値「健康に暮らせて、健康になる」賃貸物件造りを提案させていただけないかと。
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