施工の義務化まで 

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10年位前から、住宅が健康に与える影響が高い事が取り上げられ、住宅が健康志向に大きく舵を切り始め、今まで、ないがしろにしていた断熱強化を国も、機械を使った断熱性能向上を重視した政策をしています。消耗品(機械品)を使う事が断熱性能向上に不可欠なものとなり、本当の意味での高断熱住宅は、意識の高い建築家や建築会社だけが、建築しているに過ぎない状況です。海外のような、本物の断熱性能が高い住宅建築が行われるようになるのは、まだまだ先の話なのかもしれません。

説明が義務化されて最初の週末、コロナ過でも、多くの方が建築会社を訪れ、またリモートで商談している事と思います。

説明する側も慣れていないので大変なのだと思います。聞く側は、設計士が話すので大丈夫だと安心しきって説明を聞かれているのだと思います。

昔から、思っている事ですが、断熱性能は断熱の施工によって大きく変わると思っています。日本で多く使われる「グラスウール」のガラス繊維断熱材も、施工する建築会社、職人によって断熱性能に大きな差が出てくる。複数棟の建売住宅は、建築会社一緒でも1棟1棟、建築する工務店(職人)は違うので、断熱性能は勿論、納まりや仕上げりに差が出てくることは往々にして起こります。仕上がりの差は、なかなか分かり辛い所がありますが、入居してしばらくしておかしなところに気が付くことがありますが、あまり大きな問題では無かったりします。

断熱性能については、体感には個人差がある事や建物の向き、間取りによって違いがありますが違いは出ています。

思い当たる方も多いのではないでしょうか。

断熱施工が悪ければ、年数化経過するにつれて、温度変化が大きな快適では無い住宅へ変わっていきます。継続して断熱性能が高い住宅が望まれる所ですが、多くの住宅は、建てたその時の性能いいが、数年後にリフォーム、リフォーム、リフォームして性能を維持するような。

「そうです!」長期優良住宅の様に、点検=メンテ、点検=メンテ、点検=メンテで、点検ごとに費用を掛けてメンテナンスを行う事で100年使える家にしていく「長期有料」住宅と発想は同じなのかもしれません。

使う断熱材は、今まで通りの断熱材を使い。長期優良住宅の時と同じで何も変わらず、価格は高くなる。施工が義務化になるまでは、建築会社選びは慎重にしないと思うのは・・・。

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