サッシだけでなく内装建具調整も

気になった事

サッシの調整をお願いした方がいいとお話をしましたが、有料で費用が掛かるのはと思う方もいらっしゃるのでしょうね。ご存じの方は知っていらっしゃると思いますが、プラスのドライバー1本あれば、自分で調整することが出来ます。大きなゆがみが生じていなければ、意外と簡単に調整対応することが出来ます。

まずは、戸車の調整を行いましょう。建枠を基準にして考えるのがいいのだと思います。サッシ障子を少し開けて、建枠と重ねて隙間が均等であれば問題ありません。水平器があれば水平器を使うのもいいのかもしれませんが、現状に合わせるのがいいのだと・・・。

上に向かって隙間があるのか、下に向かって隙間が広くなっているのかによって調整が変わります。

上に向かって隙間があると言う事は、障子の右側が下がっている形になりますから、障子の側面下にある調整ネジを回して調整すればいいとなるのですが、最初の段階でどの様に調整がされていたかによって少し違ってきます。適当に取り付けされている事は無いのですが・・・少し建築後に調整されている事がありますから・・・どの様にずれてしまったか分からない事を考えると、一度、障子を下に下げてフラットな状態にしてから新たに調整を加える方がいいのだと思います。

また、いつも通りに取付をしても、稀に、正しく設置出来ていない事があります。矛盾していますが、樹脂サッシの掃き出しタイプのサッシで起こる事が・・・。その場合、調整ではどうにもならないので、建築会社さんに相談するしかありません。

戸車の調整によって隙間が均等になったら、クレセント部分の調整をして完了です。少し違和感が有るかもしれませんが、隙間を放っておくよりいいと・・・。

クレセントは、本体(ロックする側)と受け側がありますが、受け側の出と傾きを調整して、それに合わせて本体を微調整するといいのだと。

最後に、クレセントを掛けた状態で、障子を左右に動かしてガタガタしなければ問題ありません。

ただ・・・全てのサッシを調整するのは大変なので、お願いしてしまった方がいいと思いますが、一度、大変さを知ると費用が高くないものだと言う事も分かるのでいいのかもしれません。調整ビスも調整範囲が有って必ず調整でどうにかなるわけでもありません。無理に調整して壊れてしまうとどうにもならなくなるので、やはり、きちんとサッシメーカーさんに依頼をする事をお勧めします。

組み立てられているものは、時間の経過と共に歪んでしまうものですから、サッシに限らず、内装建具も調整するといいのかと・・・。

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