国が定める省エネ基準に適合している

気になった事

結露って気になる問題ですよね。

現在、新築される住宅の多くは、断熱性能が高い住宅で、結露の心配などないものと思っているのですが、気になって検索してみると違っているようです。

驚くことに、新築だからと言って結露がしない訳がない・・・と、言っているページがありました。

新築でも、結露は発生すると言う内容のものが意外と見受けられました。

そんな事は・・・と思える様な内容なのですが、そんな内容が普通にあるくらいなので、きっと普通の事と認識されているのだと・・・良くないですね・・・。

そんな中で、新築の結露原因として、サッシの問題と書いてあるのがありました。興味深い内容でしたね。サッシの性能が低い事が考えられると・・・一枚ガラスでアルミサッシだと性能が低いから結露が発しすると・・・また、ガラスの性能を上げても、アルミ製のサッシを使うと結露するとか・・・。

新築でも性能が低いサッシを使っていると結露がひどい場合があるので、サッシ性能を確認しましょうと・・・。

新築で、一枚ガラスのアルミサッシを使っている建築会社自体がOUTでは・・・。

まずは自宅の窓やサッシの性能を確認しましょう・・・新築物件の話ですよね・・・何を言っているのでしょうか・・・ビックリです。

また、原因、その2は、高気密高断熱である事で、湿気がこもりやすいと書いてありました。24換気は、湿気対策として出来たと・・・また、換気システムだけでは不十分だそうで、気密と断熱のバランスが何たらと書いてありました。

24換気は、シックハウス対策として出来たものでは・・・気密が高いと換気効率は良くなるので・・・湿気がこもってしまうとすれば、違う問題があると・・・。この内容を読んで信じてしまう人が居ると思うと・・・。

サッシの性能が、という部分は間違いではありませんが、サッシの性能が高いからと言って必ずしも、結露が発生しないとは言えません。

熱の伝わりにくい、樹脂製サッシでも、室内の熱の影響を受けていなければ結露の可能性はあります。

樹脂が熱を発するわけではありませんから、室内の熱の影響を受けなければ、サッシは、冷たくなりますから、湿気を含んだ空気がサッシに当たれば結露になることはあります。

原因として、サッシを覆ってしまう様な、カーテンやロールスクリーンを付けてしまうと、暖房によって温まった空気がサッシに当たらないので、冷たい外気の影響を強く受けてサッシは冷たくなり、ペアガラスも、熱の影響を受けないので冷えてしまいます。

暖かい空気は冷たい所に流れて行きます。そして、湿気は、水蒸気ですから、圧があるのでカーテンやロールスクリーン等を通り抜けて、ガラスに触れて結露に変わる・・・。

それでも、単板のアルミサッシよりも基本性能が高いので、びしゃびしゃ、になることはありませんが、薄っすら結露は発生します。あまりカーテンを開けない様な場所だと、気がつかずに結露水が溜まり垂れてくる事もあるかもしれません。

ただ、サッシ性能だけが良くて、建物の基本性能=断熱性能が低いと普通に結露が出てしまうと思います。

結露が発生してしまう大きな要因は、断熱性能が低いからと言う事が原因になるので、住まい方を改善しても、結露が発生するようなら、それは、基本性能=断熱性能が低いと言う事以外にないのだと。

新築住宅でも結露が発生してしまうと言う事は、新築住宅の断熱性能が高くなかったと言う事になってしまいます。

まぁ、分かっていたことではあるのですが、それなりに性能が上がっているだろうと、淡い期待を・・・。

説明義務ですからね・・・断熱性能が良くなるだろう・・・で、断熱性能を約束するものでは無いですから・・・。

国が定める省エネ基準に適合しているので・・・と言われたら、何にも言えませんしね。

長くなったので続きは次回に・・・まだ、もう少しだけ話が・・・

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