お神楽増築の経験はありますが減築をやったことは

気になった事

いつだったか・・・減築して2階建てを平屋にするというリフォームを検討されている方が増えていると聞いた事があったのを思い出しました。

昔の家は、1階が大きく2階が小さい建物が多かったので減築しやすい建物だと思いますが、この手の建物は築年数が古くて、既に多くの建物が建て替えによって少なくなってはいないかと思いますが・・・と思ったら近くに1階が大きくて2階が小さい家ありました・・・(;^ω^)。

お子さんが独立して家を出て行かれると2階はほとんど使われなくなります。

使わないのであれば、取ってしまえと言う発想は面白いですね。

大分昔に、平屋に2階を乗せる「お神楽増築」させていただいた経験はあるのですが、減築は残念ながら経験がありません・・・やってみたかった・・・。

既存が瓦屋根で瓦の状態が悪く無ければ、一度おろして改めて葺き直す事が可能ですし、瓦には規格があるので、部分的に新しい瓦にすることが可能です。と考えるとやっぱり瓦屋根って良いのだと思います。

スレート屋根は再利用不可なので、新たに葺き替えるしかありませんが、素材は変えた方がいいと思いますね。スレート屋根なら安くとか言われるかもしれませんが、その分ダメになってしまうのも早いですから・・・差額を出してもらい、月々の返済額のアップを考えると長く使える瓦を使うのは悪く無いのだと思いますね。

と言いつつも、自分が担当だったら、減築した建物の屋根はガルバ素材を使う事をお勧めするでしょうね・・・。噴き方は、平葺きか縦ハゼ葺きのどちらかになると・・・長い片流れの屋根や既存がトタン屋根で勾配が緩い場合は、縦ハゼ葺きがいいかと・・・。

出来れば屋根は2重にして、外張り式の断熱にすることを提案させてもらいます。

2階をなくして、1階の小屋裏に断熱施工をするのは大変ですから、外部できちんと断熱した方がいいと・・・スケルトンにして減築してしまうならいかようにもできるのでいいのですが、大きく解体をしないということであれば、屋根を外張り断熱にする方が断熱取りやすいでよね。

2階部分を解体して屋根組を新たに行い、野地板を貼って塞いでしまう前に小屋裏内の気流止め処理はしておいた方がいいですね。また、妻壁部分の断熱材も忘れずに・・・発泡ウレタンを吹付ける形でいいと思います。居間を勾配天井にしてしまうとか、屋根勾配があるからロフトを作ると言う場合は、野地板を貼ってしまった後でもいいかもしれません。

折角ですから天井裏の配線を新しくし直すのもいいのかもしれません。

考え出すと色々やってしまいたくなりますね・・・。

あくまでも予算がある事ですから、何でもかんでもとはいきませんが、変なところにお金をかけてしまうケースがありますから・・・。

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