使いたくないと思ってしまう問題 

気になった事

今でこそ、多くの建築会社が自然素材塗り壁材を使用するようになってはいますが、実際に、積極的に営業をかけて自然素材を売り込む建築会社は、本当は少ない。

会社が、標準仕様で決めているから仕方なく使っていると、愚痴をこぼす営業マンは少なくないと思います。

それは、何故か・・・。

クレームの元になっている・・・から。

良いものだと分かっていても、余計なコストが掛かる可能性とクレームになって対応に時間を削がれるのは・・・痛い。

問題が起こる原因としては、素材的なものと人為的にものに分かれます。

商品的な問題と言うか施工要領に問題があると言った方がいいかもしれません。

人為的な問題は、商品の施工要領を守らない事によって発生する可能性が高いと言えなくもないかな・・・。

漆喰系・風・調と言った、石灰(消石灰)を使用した塗り壁材。

消石灰の粒子の大きさが起こす問題として、白華現象というものがあります。

これが、商品の問題と言えば商品の、人為的な施工の問題と言えば・・・。

基本、塗り壁は、ホワイトかアイボリーの2択のような感じで、多くの方はホワイトを選ばれると思いますが、白、ホワイトなら白華が気になることは無いのですが・・・。

メーカーによっては、40数色モノ色を用意していたりします。

性能よりも見た目を重視しているような建築会社やデザイン重視の一級建築士の先生には好まれるようです。

普通に補修が大変なのに、色が付いているともっと大変になります。この話は改めて・・・。

脱線しましたすいません。

温度・撹拌によって起こる可能性がある。

ホワイトなら分からなくなるのですが、色が少しでもつくとテクスチャー(塗りパターン)が白くなる・・・。

撹拌時間が短かったとか、練り置き時間を短くしてしまう。

工期の遅れを取り戻すために・・・。

材料に十分に水分が行き渡らず起こる・・・また、気温が低い事で乾くのに時間が掛る事で起こる。

また、塗り壁施工にはつき物とも言える、乾く前に触って痕が残ってしまい、補修をしようとコテで触ると起こったりします。

白華現象が起こると、ほぼほぼ、塗り直しになりますから、材料費と手間代が余計にかかってしまいます。

白華現象は、グラスに水を入れ、土を入れかき混ぜると、粒子の大きく重いものから沈下していくと思観ます。細かく小さい、軽いものは上に残るのと同じ現象が、2・3㎜厚の壁の中で起こると・・教わりました。

乾き始めたところを、まだ、濡れているからとコテを濡らして補修することで、コテの水分が材料に残り、白く・・・。

施工して、表面が乾くまで分からないので、施工側からすると厄介な問題です。

多くの漆喰系材料は、5℃以下での施工を控える様に指示をしています。

冬場の施工は、起こり易いと言えます。

面で白華した場合、それもいいアクセントになってクレームにならないケースもあります。見た目の問題ですから、言い方によっては許してもらえることが・・あったりする・・・かもしれません。(;^ω^)

ただ、面ではなく、部分的になると話は変わってきますので、100%塗り直しになります。

テスクチャーでごまかせるケースもありますが・・・。(;^ω^)

縁が切れる面であればいいのですが、縁が切れない壁面になると大きな面積になってしまいますから、補修費用も大きくかかることが。

自然素材がいいと言って敬遠してしまう理由なのだと思います。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズ。「シャイニング大地」は、それらの問題を無くす為に使用する成分を見直し改良改善した材料になります。

施工性と補修性を飛躍的に改良改善することで、クレームが起こり難く、稚内産珪藻頁岩を使用する事で、自律性呼吸機能による吸湿機能と高い調湿性能を持ち、ウィルス吸着効果も認められたベースに、「BANSEI」(万生)を配合する事で、抗酸化作用と消臭作用、抗菌作用を持った塗り壁材になっています。

施工会社からすれば、高い施工知識が不要なので取扱易くクレームになり難い。

顧客からすれば、仕上がりがキレイで、補修も簡単に行えてメンテナンス性が高い。

安心して採用できる商品。

少し長くなったので、施工性については、明日ご説明を。

読んでいただきありがとうございました。

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