木が腐るのは塗膜が原因です。

気になった事

木製サッシ、価格が分かるもので確認するとやはり少し高いですね。

掃き出しサイズになると結構いい金額になります。

それでも、使うなら木製サッシにしたいと考えるとやはり、窓数を減らして、大きさも工夫が必要になるのだと思います。

見た目を重視して、やたらと窓を付けるデザインがあります。

いいと思った時期もありますが、よくよく考えるとあまり良くない事に気が付き必要最小限の窓数でいいと思う様になりました。

気密も下がるので、窓数は少なくていいと・・・また、東西に窓は必要ないと・・・。

賃貸住まいで、トイレ・洗面に窓が無い生活が続いたので、トイレ・洗面所に窓は必要ないと考えると、トイレ2箇所として洗面と合わせて3箇所分の窓が不要になります。

浴室もいらないとなると4つもサッシ費用が浮きます。

それぞれ、大きな窓ではありませんが、費用は抑えられるので良いかと。

木製サッシは、海外では当たり前に使われています。

オール木製よりも、外部側にアルミかスチールを使っている様です。

経年劣化を考えると確かにという感じです。

米国は、木にスチールを被せる感じのものですが、ドイツは、外部に出る部分はアルミ製になっているアルミと木の複合のようなサッシになっているとか。

木は腐るリスクがあるので、外部をアルミにするのは良いのだと思います。が、取り合いの処理がどうなっているかに要るのだと・・・。

まあ、使用実績から考えても問題ないのだと思います。

欧州は、湿気が少なく乾燥しているので気が腐りにくいと聞いた事があります。

腐りにくいので腐らない訳ではありません。

腐る事もあります。

日本では、木が腐り易い気候風土になっている事から、木が腐らない様にすることが大切です。

神社仏閣は木造ですが、腐らない様に工夫しつつ維持の為に手入れをしています。

腐らない様に工夫をして手入れをすることで長く使う事が出来るのが木造、木製の良い所です。

日本で、木が腐るものだと変わってしまったのは、何時ごろからでしょう。

ペンキを塗ってしまったからですね。

塗膜を張るペンキを・・・

木専用の塗料があったにもかかわらず、鉄用のコーティング塗料を使うようになったことで、木が持つ水分が抜けずに、腐朽菌の繁殖条件が整った状況になりボロボロ腐る様に・・・。木用の塗料は含侵でしみ込むので色を付けようとすると、塗っては吹いてを繰り返すので手間がかかる。拭かずに塗りっぱなしにすると乾くのに時間が掛る事などから、鉄に塗る塗膜が貼る塗料を使うようになったことで木が腐るという意識が刷り込まれたと考えています。

今で言う自然塗料と言われる木専用の塗料の多くは海外製。

塗膜を張る塗料は無く、含侵して色が付く事で、木の水分を含んでも乾く機能がそのままになるので腐り難い。

無垢用のワックスと同じ考えですね。

木の繊維にしみ込んで撥水もしつつ色が付く。

昔は、塗料と言うよりも、柿渋などを使って腐食防止を行っていたと思います。

木を腐らせない様にするには木専用塗料を使って保護をすることが必要。

木製サッシは、定期的に塗装による保護が必要なのだと思いますが、建築時にしっかりと行って置けば大丈夫なようです。

実家の窓は、スウェーデンサッシが使われていますが、建築時にプラネットカラー(ドイツ製の自然塗料)を使って塗装しているので結構平気なようです。

読んでいただきありがとうございました。

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