住宅の性能は、数字では無く体感で決めるのが正しいと 

気になった事

最近の住宅は、気密住宅になっていますが、高気密高断熱と言っていながら、断熱性は低く、冬は底冷えがして、夏は室内に熱がこもる住宅が・・・。

気密が高いと言っても数字なので、実際に気密が高いかと言うと残念ながら、そんな事は無い。

気密測定の際に、見える穴はすべて塞ぎます。換気の給気口と排気口、設備の排水口も塞ぎ、玄関ドアに目張り行った上で測定を行います。計測して数値が悪ければ、空気が入る場所を探しては目張りして数字を出します。塞げば数字が低く出るのは当たり前、気密シートを気密テープで貼っているので、経年劣化によって接着力が下がれば、隙間が発生するので気密値は・・・。発泡ウレタンで断熱している住宅は、発泡ウレタンが隙間を無くすのです内が低く測定されますがどうなのでしょうね・・・。木は動くので経年の変化がないとは・・・。

気密測定の数字が良くても、それが何と言うくらいのものだと思った方がいいかと。

気密値が0.2以下とか、快適に暮らす数値ではないと・・・。

思わざるをえません。

日本の住宅は、数字を基準に家の性能を決める様になっていますが、造る側、売る側が作っている基準なので、操作されている数字で、数字がいいから性能が良いと思えない。

やはり、体感するのが一番、人間の直観力や感じる力は素晴らしく、家に入って10分もいれば自分に合っているか合って無いかは分かると思います。

最低でも5件位は、体感した方がいいと思います。

デザインや設備に騙されて欲しい気持ちが強くなると本質が見えなくなるので注意したいところです。

体感して、心地が良いと感じるのが一番いいと。

空気感であったり

匂いだったり

暑さや寒さだったり、

音だったり

五感を使って感じる事が、パンフレットを並べて数字を見比べるよりも大切。

断熱性能も耐震性能も数字で示すようになっていますが、数字と体感は全く違うものだと考えた方がいいと思います。

稀に数字と体感が伴う素晴らしい住宅を造る建築会社が存在します。

コロナ過ですがゴールデンウィーク中に、住宅探し、土地探し、建築会社探しをしている方がいると思います。

正しい判断ができる様に頑張って下さい。

今日は、空気清浄機の話をしようと思っていたのですが・・・全く違う感じになってしまいました。

次回は、前置き無く空気清浄機の話をしようかと。

読んでいただきありがとうございます。

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