無垢の構造材の家から集成材の構造に建替えは

気になった事

住宅のメンテナンス費用を比較して、メンテナンス費用が掛からない住宅造りを促したりするのを見かけることがあると思います。

例えば自然素材住宅と新建材の住宅に掛かるメンテナンス費用とか・・・。

自然素材は、新建材に比べてメンテナンス費用は掛からないと言われます。

自然素材住宅では、屋根には瓦が使われている事が多く、外壁には、左官塗料が使われていることから、スレート屋根やサイディング壁に比べて対応年数が長いという事が言えます。

瓦は、30年位で寿命になると言われていますが、屋根に上って瓦を割ってしまうか、台風等で何かが落ちて来て割れる事がなければ、そうそう悪くなることはありません。

ただ、瓦については、その重さから建物に負担を掛けるから良くないとか言われてしまう事が・・・そんな事は無いのですが、鵜呑みにしてしまう方は多く・・・。

それは、阪神淡路大震災の際に、住宅の倒壊原因の調査が行われる前に、瓦が重いからと誰かが言いだして、それを信じてしまった人が多くいた事が・・・確か3年後位に・・・調査結果から1階部分が倒壊した原因は「ほぞ抜け」や「間取りのバランス」によるものと分かったのですが・・・。

瓦業界は、大打撃だったと・・・。

瓦が重いからダメと言っている要素の1つが、構造が弱くなるからと誰かが言っているのを見たことがあります。どちらかの建築会社だったか一級建築士の方だったか忘れましたが・・・(;^ω^)。

構造材が弱くなるから重たい瓦は使わないって、自分達が造る、勧める家は、構造が弱くなるからと言っている様なものだと・・・そんな話がありますかっていう感じです。

集成材は知りませんが1本ものの木材の強度は、年々強度は上がって行くものと教わりました。

住宅に使う木材、主に構造材(柱、梁、土台、大引き等)に使用される木材樹齢は50年位を目安に伐採して製材(木材に加工)しているそうです。

上棟してから50年毎年強度は上がり、50年をピークに徐々に強度は下がり、樹齢×2ですから100年に上棟時より少し強度が下がるくらいになると・・・植林業者の方から教えて貰った話です。

1本ものの木材を使った住宅は、正しく断熱施工が行われ壁内結露が発生しない構造材に負担が掛からない状態を保つことが出来れば、長く住み続ける事が可能に・・・。

ピークになる手前で解体をして、造られた時の強度は高い集成材で造る家の構造材の対応年数は何年になるのでしょう・・・・。

ピーク手前、若しくは、一番強度が高いタイミングで解体とか勿体無い、勿体ない・・・。

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