10年位で全てのサッシを調整

気になった事

近年、住宅に使われるサッシ(窓)の性能は高くなっていますが、20年も昔のサッシになると、当たり前の話ですが気密性能と言われるものはなく、隙間風が入って来るのが分かるほど隙間がある。また、サッシが住宅の断熱性能に大きな影響を与える事は多くに方が知る事実。

寒さ、暑さの原因がサッシと知ったら、どうにか改善したいと思うのは必然だと。

サッシの対策では、ペアガラスにするから内窓を付けるになり、カバー工法が出てきたと・・・。

どちらにしても費用が掛かるので、おいそれと行う事はできないものではあります。

特に賃貸住宅では、借りているものですから・・・。

創意工夫で乗り切ろうと考えるのは無くは無い話です。

かく言う私もそんな一人でしたね。やったことがあります・・・隙間テープで隙間を埋めるの・・・。

クレセント

その際、クレセントが固くなってロックがし難くなり、ムリクリロックをしていたのを覚えています。

隙間テープを検索すると貼り方は出てくるのですが、クレセント調整を言っているものは見当たりませんでした。

クレセント調整しないと、サッシが歪んでしまい状況を悪くしてしまう可能性が有るので、隙間テープを貼って、隙間を埋める際はクレセントの調整を忘れずに行う必要があると・・・。

隙間テープを剥がしたら、サッシがガタガタになっていたという経験をした方はいらっしゃると・・・・。

元々、存在しない余計なものを付けるので、それに合わせて調整をしないと不具合が発生すると・・・意外と気がつかないものだったりします。

古い建物では、サッシが歪んでいる事が往々にして考えられます。隙間テープを貼ると言う事は、歪んだサッシを余計に歪ませることになるので・・・。

貼った時はいいのですが、しばらくすると徐々に歪みが生じて・・・。

サッシの隙間の原因の1つは、経年変化による歪みが生じたから・・・歪んだサッシに合わせて調整を行う事が隙間対策になるものと。

隙間テープを張る前に、サッシ調整をして正しくサッシの障子が収まる形にした上で、その隙間にあったテープを用意するといいのだと思います。

新しい、性能がいい気密が高いサッシを使っていても、10年位で全てのサッシを調整することをお勧めしたいです。

サッシメーカーには、10年点検有料メンテナンスとして、調整とパッキン交換をするのは如何ですかね。2人で1日掛けて全てのサッシを・・・1日で終わるかな・・・。無料では出来ないでしょうね・・・人工と材料費を考えると・・・無料で正しく行うのは・・・。

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