漆喰の壁が、アルカリ性であることでコロナウィルスが不活性化するという記事がありました。
ウィルスが、漆喰の壁に触れることで不活性化するというものなので、空気中に存在しているウィルスが不活性化されるわけで無い。
サラッと話を流して聞いてしまうと、納得してしまう所ですが、室内の空気が必ず壁に触れる様にする必要があるわけですから・・・。
揚げ足取りのような話ですが、確認すると、接触5分で99.9%以上の不活性効果を確認したと記載されています。
接触:近づいて触れること。
これが、漆喰壁がウィルスが不活性化するという話に変わってしまうのは・・・
触れたが抜けて・・・
壁に触れないウィルスは空気中を浮遊している事になるので、間違って呼吸によって身体に摂り入れてしまうと発症してしまうリスクは残ってしまうのだと・・・必ずしも大丈夫と言え無いので・・・。
でも、安心だと思ってしまいませんか。
漆喰壁で無くても、壁をアルカリ性にする事が出来る何かを塗ればいい事になってしまう・・・。
防カビのクロスは、アルカリ性なのでしょう。(;^ω^)
先日、資料を観ていただいた方から、こんな指摘をいただきました。
資料には・・・
臭いや抗ウィルス対策等で、次亜塩素酸水やアルコール・消臭剤等を噴霧する事で、有害物質を除去したように思いますが、室内の優良菌(常在菌)も、除去してしまうために、身体には非常に良くない居住空間になってしまうのです。同時に、強酸化状態になるために、身体を酸化させてしまう恐れがあります。
と記載があります。
この文章をご覧になって、言われたことが、「次亜塩素酸水は、アルカリ性でしょ。次亜塩素酸水を散布したら空気は強アルカリ状態になるでしょ・・・」

多分、次亜塩素酸ナトリウムと勘違いをされているのだと思います。
次亜塩素酸水は酸性です。
色々な情報が、簡単に入手できる状態で、勘違いしてしまう様な書かれ方をしている時があったりします。
自分も、間違えて覚えてしまっていたことが無いわけではありません。
調べる時は、注意深く色々なものを参考にして調べる事が大切なのだと改めて感じました。
読んでいただきありがとうございました。
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