賃貸も、快適になるDIYを行う

気になった事

YouTubeで何気なく動画を観ていると、賃貸物件で隣の音が気になると防音の為にグラスウールを施工する動画を発見。

視聴してみました。

2×4材を使ってグラスウールを入れる感じです。

アジャスターを使ってビスを打ち付けることなく2×4で下地を入れ、間にグラスウールをタッカー止め。

ナイスな発想ですね。(;^ω^)

隣の音が気になるのって嫌ですもんね・・・。

2×4の短い巾38㎜を使う形で下地を入れていました。

何故・・・。自分なら、長い巾の89㎜を使う形でグラスウールを2重にしてもっと音が遮れる様にしたと・・・画面で見る感じでは、梁下の壁でしたから面積は7㎡位なので、グラスウールも充分間に合ったと思います。断熱材が残ってしまう事を考えると、2重にした方がと思ってしまいました。部屋が少し狭くなりますから正解なのかもしれません。

以前、勤めていた建築会社で、断熱材はセルロースファイバーを使用していたのですが、セルロースファイバーと言うと、断熱性能の他に、燃えにくい、防音効果がある事が、1つの売りのようなところがあり、燃えにくいのは、チャッカマンで実際に火を点けて貰って燃えにくさを体験してもらい、音に関しては、300㎜角のボックスを作り、音を聞き比べててもらうという体験をしてもらうボックスを使っていました。

そのボックス造りを、セルロース・グラスウール・ウレタンの3種類の断熱材で作ったことがあるのですが。

これが、結構、面倒臭いもので、300㎜角の立方体を作り、100㎜角の立方体を作って300角立方体の中央に配置して、その周りに断熱材を入れる。

☜ 立方体はこんな感じのものを・・・

蓋も100㎜角の立方体で各種断熱材を入れます。

壁厚100に断熱材を入れる形になるので、まあ、実際の壁厚と同じ位の断熱厚になります。

中央に配置した100㎜角立方体に防犯ブザーを入れ、蓋をした時の音の漏れを確認してもらい、断熱材の防音効果を確認してもらうのですが。

最初、普通に造ったのですが、ここで問題が起こります・・・。

発泡ウレタンは、想定通りに音が漏れてくれるものが造れたのですが、グラスウールに関しては、100㎜厚で入れてしまうと音が・・・かすかに聞こえる程度と、セルロースファイバーを充填したものと大きな差が出ない・・・。

仕方なく、グラスウールを半分にして、音が多めに漏れに造り替え・・・ました。(;^ω^)

音も漏れ難さは、セルロースファイバー>グラスウール>ウレタンの順に・・・

断熱の防音効果は、セルロースファイバーが高いと思われて・・・言われていますが、壁の厚み100㎜厚で入れて正しく施工されている事で、セルロースファイバーと遜色ない効果が出るのではと思います。

もしかするとロックウールの方がいいのかもしれません。

燃えにくければ・・・

ただ、注意していただきたいのが施工方法になります。

前提として、正しく施工が行われている事が大切。

連続して切れ目なくは勿論ですが、気流止め施工されており、壁の中で気流起こらない状態である事が必要です。

大きく気流が発生してしまうと、壁の中で温度差が生じて壁内結露が発生、グラスウールが結露を吸って、断熱材が萎んでしまう事になると断熱性能が下がるだけでなく、音も漏れだすようになってしまうと考えられますから・・・。

しかし、賃貸物件で防音をしようとは考えもしなかった事です。

現状復旧をすればやってもいいと言う事はありますが。

床壁天井を傷つけることなく、施工ができれば、色々な事が考えられます。

賃貸でも、快適になるDIYを行うのは必要な事だと思います。

賃貸物件だと・・・と、思い込んでしまって手を加えることを初めから諦めてしまう所がありますが、断熱性能が身体に与える影響が大きい事を考えると少しの工夫で、変えることが出来るのであれば、ありなのだと思います。

YouTuberの方、動画をアップしていただけると・・・

って、お前が、やれと言われそうですね・・・( ´艸`)

今日見た動画の方法を利用する形でサッシ開口部分の納まりを上手くやればできると思います。

DIYでも、新たな価値を生み出すようなDIYは良いですね。

読んでいただきありがとうございました。

コメント