湿度55%以下だと生息できない

室内空気環境改善

アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性皮膚炎、気管支喘息など、ハウスダストが原因によって発症すると言われています。

ハウスダストは、塵や埃の中で、1㎜以下の見えにくいも。ダニの死骸や糞の他に、カビや花粉、細菌、ウィルス、繊維クズなど、人の殻だから落ちる皮膚片やフケ、ペットがいればペットの毛など、様々なモノが含まれます。

ハウスダストは、極小さいので空気中に舞い上がり、呼吸と共に吸い込まれてしまう。

中でも、カビとダニ、吸い込んでしまう事で発症する疾患が多く、特に小児喘息は、ダニアレルギーが起因と言われています。カビも、同じで、気管支喘息、から重症化すると肺炎を引き起こす事が・・。

ダニは、カビや食べかす、フケ、垢などを好みます。畳や絨毯、布団、ぬいぐるみ、家具の隙間などがダニの住み家となります。住まいの至る所にダニはいると言う事になります。

室内に生息するダニは約40種類ほど。無害なものもありますが、塵ダニはアレルギー疾患の元凶で最も多く存在しています。死骸や抜け殻、糞も大きく被害をあたえます。

アレルギー性喘息、鼻炎、結膜炎、皮膚炎の原因になります。

ダニと言うと刺されると痒いといいます。ツメダニに刺されると1週間ほどかゆみが続き、赤いぼつぼつが出来る。塵ダニがいればツメダニもいる・・・。

ダニを全滅させるのはとても難しく、不可能と考えた方がいい様です。ただ、減らす事は可能で、減らす事が出来れば、被害を受ける事は無くなるのだと・・・継続的な対策を行わないと、気がつけばすぐに繁殖してしまいますので、簡単な事では・・・。

ダニもカビもほぼ同じ環境を好むので、カビがいればダニが居て、ダニがいればカビがあるとも言えるのかもしれません。

ダニは、50℃以上の熱を30分以上加えると死滅します・・・ムズイ条件です。中々、高いハードルで諦めてしまいそうです(;^ω^)。

また、湿度が55%以下になると生息できない事も分かっていると。湿度が60~80%で温度が20~30℃をダニは好みます。

今は、季節柄、乾燥しているので少ないですが、梅雨から夏にかけては繁殖期と言う事になります。

乾燥が嫌だからと加湿をし過ぎてしまうと、ダニが繁殖して良くなかったりしますね。寝室の加湿は怖いですね・・・布団が湿ってダニが繁殖して・・なんて・・・。

でも一番注意するのは枕・・・枕カバーは毎日洗濯を・・・。

布団にカビが生えない事は無いので、注意したいところです。カビの胞子は、そこら中に存在しているのですから。

しかし、乾燥しているのがいいと言っても、乾燥していると細菌やウィルスが舞ってしまう事を考えると・・・。あっちを立てればこっちが立たず、ですね・・・。

難しい選択です・・・。

丁度いい湿度に保てると良いのでね。

クロスの壁紙では、湿度を保つのは難しいことになりますが、自然素材であれば、丁度いいくらいの湿度を保つことは容易に出来るのだと思います。

壁天井クロスで、床が合板の一般的な住宅では、乾燥するので加湿をしないと、直ぐに過乾燥になってしまう。換気を点けていれば、加湿し過ぎても排気してくれるので大丈夫かもしれませんが、ビニールクロスで覆われた空間は、直ぐに湿気が溜まってしまうと・・・。湿気を吸う事は無いので、クロスの表面で結露になってカビが発生してしまう可能性が「0」ではない。また、カーテンや布ソファー、クッション、布団が湿気を含んでジメジメした感じになります・・・クロス張りの室内での加湿は、色々注意する事が必要です。

自然素材で、加湿をしても、吸湿しますから空間の湿度が高くなり過ぎることは無いのですが、度が過ぎると飽和してジメジメになってしまう事が無いわけではありません。また、エアコンを使いすぎると、調湿機能が有っても乾燥状態になる恐れがあるので、少し、湿度を意識してもらえれば、40~50%位の湿度を保ち快適な湿度空間にする事が出来ます。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズは、主原料の稚内産珪藻頁岩による優れた吸湿性と調湿機能、空気の浄化効果と配合される「BANSEI(万生)」の抗酸化作用と消臭作用、抗菌作用、植物性触媒作用のプラスαの効果によって、空間の空気の質を変え、エイジングケア空間にする事が出来ます。

是非、内装材の候補の1つに挙げていただければ幸いです。

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