石膏が露出=水引が激しい=・・

シャイニングシリーズ

今回は、お問い合わせで頂いた施工に関してお話をさせていただきます。

下地に関しての問い合わせです。

自然素材も、クロスを貼る時と同様に下地処理を行う必要があります。

ご存じの様に、塗り壁材は湿式素材ですから、濡れた素材を塗り込んで仕上げていきますから、石膏ボードの切り口(出隅・入隅・ジョイント部)など、石膏が露出している箇所は水引が激しいため色ムラ・ひび割れをおこしますので、パテによる下地を行う前に、HYMJの3倍液をハケで、たっぷりと塗っていただく必要があります。

※モルタル接着増強剤の3倍液あれば他の商品(ハイモルエマルジョンやハイフレックス)でも問題ありません。

お願いしたいのは、この1点でとても重要な作業になります。

素材によっては、専用のパテ材を用意している素材もありますが、健康塗り壁材「シャイニング」シリーズ、シャイニング「大地」「雅」では、クロス下地の際に使用されるパテ材を使っていただく事ができますが、一応、推奨パテ材として、ヤヨイ化学ワイドスーパー120をお勧めさせていただいています。多く職人さんが利用されているパテ材ですから、仮に職人さんが使っていらっしゃらなくても、購入できない事も使っている材料より高い費用が掛かる事はないかと・・・。

大切なのは、ボードの切り口に水引に3倍液をたっぷり塗布していただく事ですから・・・。

この処理を行っていただかないと消石灰を使用する漆喰調の材料では、色むらやひび割れと言った不具合が起こってしまうので・・・。

素材によっては、前面に専用下地材を使用する素材や、ネット販売されているDIY素材では、この水引が少ないのか必要ないものが有ったりします。例えば、消石灰では無く石灰石を使用したセメント壁とか・・・。

ただ、注意点として「工期が・・・」と、パテが半乾きの状態で仕上げ材を塗ってしまうと色ムラやひび割れが起こってしまう事がありますので、十分に注意が必要ですが当たり前の事なので言わずもがな・・・ですかね(;^ω^)。

次回は、リフォームの際の下地処理についてお伝えします。

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