塗り継ぎができない様に考えて

健康塗り壁材

DIYで、漆喰を塗っている時、材料が足りなくなった。

と言う経験がある方は少なくないのだと思います。

塗り厚が2㎜、3㎜となっていても、慣れていないと4㎜、5㎜と厚く塗ってしまう。

数㎜差ですが、施工面積は変ってしまいます。

塗って行くうちに慣れて行くので。施工面積が半分になることは少ないと思いますが、慣れないと半分になってしまう事が無いわけでは・・・。

塗り終わりが、中途半端な場所でなければよいのですが、大体、中途半端な位置で足りなくなってしまうものです。(;^ω^)

施工面積が少なくなっても、その分、材料を多く買っていれば、ひとまず問題は無いのですが買っていないと。

見切れる場所、入り済みや出済み部分で上手く終わっていればよいのですが、途中で終わってしまうと、塗り継ぎになってしまう事になります。

材料が有って、直ぐに塗れるなら問題はありませんが、注文して改めてと日を置いてしまうと、塗り終えた場所は乾いてしまうので、新たに塗り始めると色ムラが発生して、継ぎ目がはっきりと表れてしまう事になります。

100%自然素材の漆喰系の材だと往々として起こるので、塗り終わりを考えて施工する事と、材料は多めに用意しておく必要があります。

「シャイニング大地」は、水持ちがいい事から塗り継ぎによる色ムラが出ません。完全に乾いた状態の壁に、新しく材料を乗せても色ムラになることはありません。

材料のせ
重ね塗り
仕上がり

色ムラになっていないのが嘘のような仕上がりなのが分かります。

同じ事を、消石灰を使った漆喰調の材料で行うと色ムラが出てしまう。

もし、出ないものがあったなら漆喰と言いつつ、セメントが配合されていたりします。

と言うか、セメントは石灰石からつくられるので、石灰石が消石灰の原料(石灰石→生石灰→消石灰)なので一括りに考えて、漆喰として販売されている事がある様ですが、全くの別物です。

同じものの様に感じますが違うものなので、消石灰だと表れる症状が出てこない事があったりします。

セメント壁ですから、表面固化は固くカッチカチになるので傷が付き難いのですが・・話が脱線しましたね。

日本では、消石灰を使ったものを漆喰としています。

石灰石を使うと漆喰では無くなります。

日本では・・・。

継ぎムラが出ないのは、塗り終わりを気にする事が無いので、気持ち的に楽に施工ができます。

切りがいい所で、終わらせても材料が残って無駄になってしまう事を気にしなくて良いんですから、残った材料は、勿体ないですが処分するしかありません。

捨てるしかない・・・。

材料のロスを無くすのも大切な事です。

健康塗り壁材「シャイニング」シリーズは、配合された「BANSEI(万生)」によって、廃材も庭に処分することで、家庭菜園なら野菜が、花壇なら植物が良く育つ肥料代わりとなります。(#^.^#)

塗りのパターン、テクスチャーで注意する事が1点、漆喰調の材料は、漆喰の様にコテムラなく仕上げるのは無理なので諦めましょう。

材料が違うので、平らに塗ることは出来ません。

技術の問題ではなく素材の問題ですから。

頑張ってもコテムラが残ってしまうし、表面もキレイに仕上がる事はありません。

無理せず、テクスチャーをしっかりつけて仕上げる様にすることをお勧めします。

読んでいただきありがとうございました。

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