改めて、沢山の塗り壁材がある事を感じました。
少し検索をしただけで色々な商品が出てきます。
国産もあれば輸入品も様々です。
国産ものがいいという人もいれば、輸入品の方がいいという方もいます。
私は、国産派ですが、一時期輸入もいいと思っていたこともあります。
海外の、資材は規制が厳しく悪い材料が少ないと思っていたことがあるので。
ただ、輸入品は、不純物が多く含んでいたりするので品質で考えるとやはり国内生産品の方がいいのかと思ったりします。
また、海外商品は、配合物が不明だったりしますので微妙と言えは微妙なものだと思ってしまいます。
木材は、その地域で取れた木を使うのがいいと聞いた事はありませんか。
日本は、北南、東西と縦にも横にも人がっていて、北と南、東と西では環境が異なります。
その地域で育った木を使うと気候風土に合うので丈夫な家になると・・・。
木材の地産地消は、製造・運搬における二酸化炭素の排出を抑え、温度や湿度の気候条件に適した材が使えるという点や林業の活性化につながるとも。
国内で摂れたものを使って出来ている材料を使う方が、気泡風土に適したものとなるのでいいというのは確かにあるのだと思います。
同じ石灰石でも、取れる地域と焼成生成方式によって違う性格になるものもあります。
海外産の漆喰も多くの材料が有りますが、本当に漆喰ですかと問いかけるととても微妙な回答が返ってきたりします。
凄く大きな括りで考えれば漆喰みたいな形なので漆喰風や系になるかと。
実際に、建築会社も良く分からないけど、安いからとか、良く分からない方が都合がいい事もあるので・・・。
選ぶ側も気にしていないと言う事もあります。
漆喰なら何でも同じと・・・
確かに、塗り壁材はどれも大きく変わることはありません。
しかし、各メーカーでこだわりどころが違っています。
多くの商品は、吸湿を重視する形が多く、吸湿を高くするために吸湿剤を添加しています。
吸湿剤を添加すれば狙い通りに吸湿性は高まりますが、マイナス点が無いわけではありません。
吸湿剤を配合すれば、当たり前ですが湿気を良く吸います。
吸うのは良いのですが、放湿が手薄になると不具合も出るのでバランスを取らないといけません。
ただ、吸湿剤と放湿材をどのバランスでいれると良いかは難しく、うまく配合できるものではないので、いい塩梅の着地点を設けて商品化をしています。上手くいくものもあれば、微妙なものも・・・。
材料の配合は、意外とシビアになります。
「シャイニング」シリーズも、配合材、それぞれの特性を考え、より効果が出る配合を考え作られています。
例えば・・・と言いたいところですが企業秘密なので(;^ω^)言えません。
効果がある材料を多く入れれば、それだけいい効果が出る訳ではない。
バランスが取れている材料になっていないと意味がありません。
含有率が高いから性能がいいというのは違いますのでお間違えない様に。
室内空気環境は、人によって感じ方が違います。
Aさんには何の影響も無い空間でも、Bさんにとってはアレルギー性鼻炎の原因物質があると感じ、Cさんには花粉症の症状が出る、Dさんには思い化学物質過敏症の症状が出てしまう。
同じ空間、空気でも違う症状が出る。
多くの人は、Aさんと同じで何の影響も無い事が多いのですが、何かのきっかけで何かしらの症状を発症するようになる可能性、リスクはあります。
空気は安全なものと言う事は無い事を改めて知っておく必要がある。
自然素材の塗り壁材を使用したからと言って、空間の空気が奇麗になっている訳ではありません。そこには、普通にハウスダストもあれば、カビの胞子もダニも死骸やフンも、細菌、ウィルス、マイクロカプセル、VOC揮発性化学物質が浮遊しています。
そこに、除菌消毒を行う事で細菌、ウィルスが減ってきれいな空気と勘違いをしています。
バランスが崩れた空間の空気は、より体に悪い影響を与える空間になって、体調を崩しやすくなっている。
実際、体調はいいすか。
ご家族は如何ですか。
自分は大丈夫だから家族も大丈夫と言う事は無いですから。
各室の空気環境は本当にいいのか。
換気をしない部屋と換気している部屋の空気は違う。
1階と2階の温度の違いが大きければ空気環境も違う。
読んでいただきありがとうございました。
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