自然素材の定義は正確には無いと 

気になった事

健康住宅と検索すると自然素材住宅と高断熱住宅が出てきます。

自然素材を少しでも使用していると、自然素材住宅と言って販売してしまう。

不思議なものです。

床に無垢材を使用すると「この家は自然素材住宅です」と・・・

自然素材住宅の決まりは無い様なもので、身体に害のあると思われる揮発性化学物質が発生しない材料を使えばいいと思われているところがある様です。

その為、F☆☆☆☆の建材は、揮発性化学物質が出ないと国が認めているのでセーフとして塩ビクロスを使用するのが多い。

実際に、F☆☆☆☆の新建材からも微妙に出ているのですが。

VOCの数値を抑えるものを塗布して出ていないとしている事も・・・。

何かというと、業務用フ〇ブ〇ー〇みたいなものを散布する事でVOC(揮発性化学物質)が出ていないと。

酸化チタンによる光触媒って聞いた事があると思います。

紫外線に反応して汚れを浄化するとものです。

ニオイ付きのものには、マイクロカプセルが含まれていたりしますから「香害」にもなります。

マイクロカプセルが入っていなくても、酸化チタン自体もあまりいい物では無いですね。

酸化チタン、撒くことで空気は酸化します。

酸化した空気=活性酸素ですから、身体は酸化して錆びて(老化)していきます。

酸化チタンの光触媒によって有機物が分解されることで、「抗菌・脱臭・空気浄化・防汚」効果で室内空気が奇麗になったと思わせておいて、実は、酸化した空気を吸いこんで不健康になる・・・。

VOCが無くなるのでシックハウスのリスクが減ると言われて、納得する前によく考えて欲しい所です。

まぁ、「大丈夫ですよ」と言われて終わってしまうのでしょうけど。

自然素材を使うと考えると床に無垢材を施工するして自然素材住宅と。

床を無垢にする事はいいと思いますが、面積で考えると壁に良い素材を使う方がいいのだと思います。天井も含めれば大きな面積になります。

そもそも、国が指定しているVOCで規制されている物質が何かご存じですか。

そうです「ホルムアルデヒド」ですね。

F☆☆☆☆はホルムアルデヒドの揮発量を規定しているだけで、その他の物質に関しては規定していません。

また、化学物質は3万種類あるとか言いますが、全ての物質に対して、人体に与える影響が分かっている訳ではありません。

ホルムアルデヒドに変わる化学物質を使えば、機能的な問題無く使用する事が出来る訳ですから。

F☆☆☆☆が使用されてから、シックハウスで苦しむ人やシックハウスを発症する人が減って無いですから。

塩化ビニールクロスは色々な機能があります。汚れが付かない、消臭、防カビとかいろいろな機能があると言う事は、色々な化学物質が使われていると言う事です。

その機能の為に使われる化学物質が、体に与える影響が有るか無いかは分からない。

知っていますか。

VOCって重たいから、床に近い所に多く溜まっているって。

畳の上に、赤ちゃんとか寝かせない様にした方がいいって聞いた事無いですか。

また、赤ちゃんを寝かせる近くに洗濯物を干すのはダメですからね。

赤ちゃん寝かせるからと床にフ〇ブ〇ー〇とか撒いたらダメですからね。

毒を吸わせているのと一緒ですから気を付けて下さい。

床から500㎜の高さは危険地帯です。

そういえば、住宅のVOC測定とか、床付近で行わないとあまり意味がないものとも言えますね・・・。

高い位置で測定していれば、それなりに低い数値になるのは想像が付きます。

新建材で造っている住宅は、関係ないですね。高い位置で計測しても結構な量がでるので。

自然素材を使った住宅で、床から500㎜以内の高さで計測するとどうなるのでしょうね。

この条件でも低い数値が出る様なら本物と言えるのかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。

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