家によって住まい方がある 2021年3月30日分

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昨日は25℃で今日は曇り空ですが23℃とまあまあの気温、室温は25℃ですが湿度は40%代なので、気にならない温度です。湿度は侮れませんね。室内の湿度計は41%と40~60%の快適湿度指数にギリ入っている低めの数字。外は51%なので快適湿度指数間なので良い感じです。これくらいの数字が続いていく感じが良いのですが。来月4月一杯くらいですかね過ごし易いのは、梅雨に入る5月になるとグググっと上がって行く事でしょう。

ジメジメした空気は気分が上がりません。室内はカラッとしたいとことです。

自然素材が選ばれる理由として、湿度を吸ってくれる吸湿性があります。自然素材の吸湿性は、商品によって違いが大きい所です。吸湿する素材は、保湿剤として様々存在していますが湿度を調湿する素材は、珪藻土、珪藻頁岩しかありません。

ゼオライト使っているのは多くあります。セシウムの吸着があるという事で、34年位かけて無害化するので、その間は、微量の・・・。

吸湿性と調湿性は全く違うので、注意したいところですが、違いが分からなくても大丈夫な感じで使っている方がいらっしゃるのは、嘆かわしい所です。

湿気を吸ってくれればいいと言えばそうなのですが、吸えるだけだと・・・そこには落とし穴があって、湿気が多すぎてしまうと飽和してしまいます。飽和してしまうと湿気を含むことが出来なくなるので、湿度はどんどん上がってしまます。当たり前ですね。除湿器ではないので仕方のない事です。壁厚も薄いですから何もしないと飽和します。飽和させないためには、湿度を下げないといけません。それば、大分難儀なことですが、そんなことも言っていられません。乾かす作業が必要になります。何か特殊なことをする必要はなく、風を動かしてあげればいいだけです。自然風か換気と合わせてサーキュレーターをうまく使うと効果があります。

夏は、南東から風が吹くという事で南風が吹きます。南の窓を開けて、北の窓を開けて。風を通してあげればいい。風量が少ない時は、北の窓に向かってサーキュレーターを付けて強制的に風を追い出すことで風が入ってきます。注意点としては、窓を開けすぎると効果が半減します。西と東の窓は開けない事です。横から空気が逃げてしまうので換気効果が下がります。雨の日は、換気扇に頼るしかありませんのが、サーキュレーターを忘れずに使いましょう。その際は、大きな壁面に向けて、大きな壁がなければ天井に向けて回しましょう。風を当てることで湿気を飛ばすことが出来ます。

吸湿性、調湿性が高い素材でも、絶対飽和しないという事はありません。何もしなくても暖かい家が無い様に、何かしらの使用要領があります。自然素材だから大丈夫と言う事ではないので注意しましょう。理解して、正しく使う事でより快適に暮らすことが出来ます。これは、自然度材の家以外でも同じことが言えます。

家には、その家ごとに住まい方があります。

お住いの家をどうしたら快適に暮らせるか。考えてみましょう。

原理原則があるので、原理原則に則って考えることで、建替えなくても、リフォーム・リノベーションしなくても快適に暮らせる事が出来るかもしれません。(少し光熱費が掛かりますが)また、考えて暮らすことで、建替え、リフォーム・リノベーションする時にどんな家にしたらいいかが分かるかもしれません。

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