健康塗り壁材「シャイニング大地」に配合される。
稚内層珪藻頁岩が何故、吸放湿性に優れているかというと、一般の珪藻土と比べて水蒸気を吸着しやすい20~80Åという大きさの細孔が多く、比表面積が多い事が優れた吸放質性を持っている。
一般の珪藻土が地圧と地熱によって多孔質構造の岩石となり、北海道の寒冷地に保存されました。
稚内周辺では、声問層、稚内層と呼ばれる珪藻土が広範囲で存在しており、声問層は、珪藻土湿泥岩、軟質頁岩、稚内層は、硬質泥岩、珪質頁岩になっている。
稚内の珪藻土は、一般的な珪藻土より結晶化による硬質化が進んでいる事から稚内層珪藻頁岩と呼ばれています。
一般的な珪藻土は、珪藻泥岩で比重が0.6で、植物性プランクトン(珪藻)も
遺骸(シリカの殻)が残っており、泥が軽く土と一緒に固まった状態で非常に柔らかい平均細孔径が約90Åで比表面積は30㎡/g、細孔容積0.04Ⅼ/g、吸湿率0.76~3.39%
稚内層珪藻土は、珪質頁岩で比重が0.8、一般珪藻土同様にシリカの殻が地圧と熱、マグネシアなどの作用で、溶解した後にマリモ状に再沈澱した多孔質上に岩石化している。平均細孔件が38Åと細かく、比表面積は一般珪藻土の4倍127㎡/g、細孔容積は5倍の0.21Ⅼ/g、吸湿率は13~20%となっている。
比表面積と細孔容積、平均細孔径を比較すると以下の通りになります。
比表面積 細孔容積 平均細孔径
秋田珪藻土 20.2 0.0490 97.6
石川珪藻土 16.9 0.0443 97.6
岡山珪藻土 27.5 0.0482 79.6
大分珪藻土 17.7 0.0450 88.2
稚内層珪藻頁岩 127.5 0.2919 38.0
数字が物語る様に、優れた吸湿性と調湿機能がある事が分かります。また、一般珪藻土が焼成してしまう事で吸湿性を低下させている事が多い中、健康塗り壁材「シャイニング大地」に使用する稚内層珪藻頁岩は未焼成こだわることで、原料の特性が失われることが無い事から高い吸放質を実現している事に加えて、植物由来の抽出液「BANSEI(万生)」を配合することで部屋に居ながらにして、高い抗酸化作用と消臭作用、抗菌作用による植物性触媒作用の効果を吸収することが出来ます。
住まいの空気をプロヂュースすることで、住む人全員が安心安全に住める環境提案をお手伝いします。
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