室内空気を悪くする物質が増えた

室内環境改善換気

換気扇が付くようになったのは、1950年代からとのことです。

当初は、鉄筋コンクリート造の密閉住宅が増え、料理で出る煙で部屋中煙だらけになってしまうのと、トイレのニオイ、浴室の湿気の為に設置が行われたと、昔の家は、基本、窓換気だったのでしょうから、同じ感覚で、窓換気でどうにかなると考えたのでしょう。嘘か本当か・・・。

ただ、当時は、とても高価なものだったと言う事です。

しかし、必要なものですからね。普通に使われるようになるのに、それ程、時間は掛からなかったのだと思います。危険ですしね・・・。煙が充満してしまう何て・・。

その後、住宅の変化に伴い、換気も進化をしています。

もともと、局所(キッチン・浴室・トイレ)の換気を目的としてものから、部屋中の空気を入れ替える様になり、今では、建物全体の空気を入れ替える目的で換気が行われるようになっています。

古民家の様な、自然に空気が入って、自然に空気が出ていくという形から、今で言う、第三種換気、自然給気の機械排気に変わり。第一種換気の機械給気の機械排気で熱交換機能を進める建築会社が増えているようです。

古民家と言われる住宅は、風通しが良くなっていて、夏を快適に過ごすことを目的として造られたと言われています。この風通しがいい事が自然換気になっていたと・・・温かい空気は上昇する、上昇していく際、風通しの隙間から新たな空気を引っ張る事での自然換気・・・既存の住宅で起こる、壁内気流と同じですね・・・。

土壁造の家は、土壁や構造材などの木が熱をもって、その放射熱によって、入ってきた隙間風が直ぐに室温になるので、温度を下げない為に、囲炉裏の火は点けっぱなしにしていたと・・・。余談すね・・・(;^ω^)。

話しもどします。

アルミサッシやビニールクロス、グラスウールと言った建材が使われるようになって、中途半端な密閉住宅が造られるも、風通しの隙間は継承していたので、局所換気としての換気しかできない状態が続き。住宅を早く建築するために、床や建具も張り合わせの物になり、1990年代後半に、室内の空気環境が悪い事による健康被害、シックハウス症候群が問題となり、2000年代に入り、新築時には、24時間換気システムが使われるようにと変化してきました。

建物自体も、密閉住宅から気密住宅へと変化したことで、局所換気から居室換気になり、現在の、建物全体を換気する形に変化してきています。

換気扇は、プロペラファンからシロッコファンに変わりました。

換気性能は高くなり、換気効率も高くなっているはずですが、室内空気環境改善の為の24時間換気システムが始まり、シックハウスのF☆☆☆☆建材で作られて、20年近くたちますが、シックハウスによる健康被害が減っている事も無く・・・。

不思議ですよね・・・。

F☆☆☆☆建材も24換気も室内の空気環境改善には効果が無かったと言う事なのでしょうか・・・。(;^ω^)

というよりも、マイナスした分以上に、室内の空気環境を悪くする物質が増えたと考える方がいいのかもしれません・・と思いたい・・・。

シックハウス対策が出来て行こう、新たな化学物質として出てきたのがマイクロカプセルと言う物質。日本では、2013年頃からか症状を訴える人が増え、2018年頃には「香害」(こうがい)と言われるようになっています。香り付きの柔軟剤や、消臭スプレー等に使われるニオイを長続きさせるために含まれるもの。

柔軟剤禁止令を出したので、現在、使っていませんが、使い前に洗濯した衣類に、数か月しても、まだ臭いが残っていたのにびっくりしたのを思い出します。

コロナ過なので、マスクをして外出していると思いますが、大気中にも多くのマイクロカプセルが浮遊している事が分かっています。コロナが収束したとしても、もしかするとマスクをしていた方がいいのかもしれません。

多くの既存住宅では、壁の中で気流が起こり、それに伴い、温度差によって結露が発生している可能性は高く、空気を汚す原因となるカビの発生を忘れる訳にはいきません。

揮発性能化学物質を無くす為に自然素材を使って、より換気効率がいい換気システムを入れても、追いつかないくらい室内の空気環境を悪くする物質が増えていると考えると、シックハウスが減らない事も分かる気がします。

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読んでいただきありがとうございました。

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